考える葬儀屋さんのブログ 


お葬式の担当をしながら日々考えたことを書く葬儀屋さんのブログ。 葬儀費用が心配な方、 お葬式のマナーを知りたい方、 葬儀社への就職を考えている方、 エンディングノートに興味のある方 是非お立ち寄りください。
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イケダハヤト氏の葬儀業界に対する誤った認識を正す

以前
という記事を書きました。

葬儀業界に新規参入した篠原豊氏の主張と
それを持ち上げるイケダハヤト氏はいかがなものか
という内容です。

今回またイケダハヤト氏が
葬儀業界について語っています。
 
「葬儀費用に300万円」なんて時代は終わりです:「シンプル火葬」が着々と社会を変えている件

事実誤認をしていることと
誤った偏見を葬儀業界に持っているようなので
正しておきます。

上記の記事でイケダハヤト氏は篠原氏のサービスを絶賛しています。


前回の記事の「葬儀業界はブラックだから刺されそう」というイケダ氏の発言内容からも分るとおり
もともとイケダ氏は葬儀屋に対して職業差別的な偏見をもっており
篠原氏の言うことを鵜呑みにし
誤った認識を増長させているのではないか
というのが私の推測です。 

もちろん今以て葬儀業界には
改善しなければいけない点が多々あり
それが出来なければ葬儀業界に明日は無いと思っています。

しかし間違った意見に対しては
反論せねばなりません。

記事の後半でイケダ氏は

ぼくも昨年、祖父を亡くしてようやく葬儀の意味がわかりました。 
と述べています。
つまり葬儀の体験をするまで葬儀の意味が分らなかったということです。
 ネット上での彼の影響力(月間100万PV以上の人気ブロガー)と、
ネット上の読者の中に葬儀の実体験がなくリテラシーが低い人がたくさんいることを考えると
ちゃんと反論しておくべきだと考えました。

では事実誤認の訂正から。

まずタイトル。
 「葬儀費用に300万円」なんて時代は終わりです 
悪いけど終わりもなにも、そんな時代はこれまで一度もありません。
長年葬儀屋さんをやってきた方なら分ると思いますが
葬儀費用の平均が300万円を越えたことなどないのです。 
都内平均313万円と言われる葬儀費用
「言われる」というように主語のない受動態で数値を語っている場合は
疑ってかかる必要があります。
出典はどこでしょうか?
おそらく日本消費者協会のデータではないかと思います。
(関東Bの葬儀費用の合計のところ) 
これが出典だとすると
都内ではなく、東京・神奈川・埼玉の数値ということになります。
そしてこれは10年前の第7回(最新は第10回)のデータです。 
そして何よりこの日本消費者協会のデータはデタラメです。
詳しくは
マスコミが報道する葬儀費用のウソ(日本消費者協会編)
この記事を参照願います。
毎年このエリアでは30万件前後のお葬式が行なわれているにもかかわらず、
このアンケートの葬儀費用の回答者は30人〜40人くらいしかありません。
さらにその回答者の半数以上が、お葬式の費用を実際に支払ったことのない人達なのです。
こんな信用できない統計値を持ち出してことさら葬儀屋が儲けている
というようなミスリードはしないでください。 
シンプル火葬を使うと22.8万円(税抜き)まで抑えることができます。
そして同じような物品と役務を比較しているならともかく
一般的な葬儀と直葬の価格を比較するのはフェアではありません。
急いで銀行に行って故人の口座から100万単位で葬儀費用を引き落とす必要はありません。 
必要ありません、じゃなくてこれはただの違法行為です。
(参考記事: プレジデント「介護・葬式・墓 賢い選択50」の問題記事


次は誤った偏見に対する意見です。

シンプル火葬が、「葬送」をもっと豊かにする
とのご意見です。

確かに私も火葬だけの式でも素晴らしいお葬式だった経験を何度もしています。
(参考記事:直葬をするときのコツと注意

社会性の部分はどうするのか、という視点は置いといても
みんながやっているから、ではなく
良く考え抜いて自分なりの葬送の形を追求するのは
良いことだと思います。

その意味では後半の内容は頷ける部分が多々あります。 

しかしイケダハヤト氏の頭のなかには、「葬儀」と言えば
・悪い葬儀屋がボッタクっている「普通の葬儀」

良心的な葬儀屋が行なっている「火葬のみ」
という二つの選択肢しか存在していないかのような印象を受けます。

そして仮に火葬のみが良いとして
なぜ 篠原氏のサービスがその中で特に優れているのか
私には理解できません。

こういう背景かもしれません。
ブランドコンテンツ(記事広告)販売中:5万円でイケダハヤトが取材に行きます
つまり広告記事です。
(↑イケダ氏から広告記事ではないとの連絡がありましたので訂正いたします)
 
ネット集客からの直葬という篠原氏のビジネスモデルは
むしろかなり後発で、いまさら感が強いのです。
決定的な差別化ポイントが分りません。
直葬は10年以上前から一般化しており
同様のサービスなどいくらでもありますし、
もっと安い価格で行なっているところもあるでしょう。

それから
もしかするとイケダ氏は
直葬においてサービスのクオリティは必要ないとお考えなのかも知れません。
しかし実はシンプルな分、
直葬は葬儀スタッフのレベルが普通の葬儀より大切になってくるのです。
私にとって篠原氏のサービスは、
そのあたりもよく分からないのです。

そして最後に最も申し上げたいことは
(葬儀屋に対する賤民意識に乗っかって
 扇情的に大衆に訴えたいのかもしれませんが)
葬儀屋を形容するときに「ぼったくり」という言葉の選択は
適切ではないということです。

葬儀業界ほど規制が無く自由競争を行なっている業界は
(良くも悪くも)実は珍しいのです。
規制やら業者間の談合やらで
競争がゆがめられることはないのです。
だから仮にボッタクリ葬儀屋がいたとしても 
消費者が事前に正しく比較検討して良い葬儀屋を選んでおけば、
最善のお葬式が行えるのです。
(参考記事:葬儀業界と葬式仏教界の競争原理の違い 1/2
 
それができない人が多いのは 
葬儀のことを考えないまま、その時を迎え
情報が無かったり、時間が無かったり、精神的に不安定な状況で
葬儀という商品を買わなければいけないからです。

かつて私が学生時代、父のお葬式を執り行ったときがそうでした。

父が亡くなるということを考えたくなかった自分は
実際に父が亡くなるまで葬儀のことを考えようとしなかったのです。
(参考記事:父の葬儀の思い出とその周辺の記憶

事前に葬儀のことを考えることから逃げるということ
準備の行き届いた最善の葬儀を行なうということは
残念ながらどうしてもトレードオフの関係になってしまいます。

葬儀のことから逃げずに向き合って最善の葬儀を行なうか
悪い葬儀屋にたくさんお金を払うリスクを増大させてもいいから
いざというときまで葬儀のことを考えずにおくか
これは消費者の選択の自由です。
とやかく言うつもりはありません。 

問題なのは葬儀のことを考えないでおいて責任の所在を
葬儀屋がボッタクリで悪い奴だから
ですませる態度です。

誤解を恐れずに言えば
ボッタクリ葬儀屋が生き延びているのは
消費者にも責任があると思うのです。

葬儀業界をぼったくり、とひとくくりにして葬儀屋を叩くのは
葬儀屋に対する不当な評価であるだけでなく 
結果的に消費者のためにもなりません。

厳しいようですが
悪い葬儀屋さんを市場から追い出す唯一の手段は、
消費者が良い葬儀屋さんを選ぶ以外にない
のですから。


AmazingLife篠原豊氏の記事について反論する

先日
イケダハヤト氏の葬儀業界に対する誤った認識を正す
という記事を書きました。

その際俎上に挙げたイケダハヤト氏の記事の中で
イケダ氏が篠原豊氏のブログ記事を絶賛していました。
その篠原豊氏のブログ記事を
今回は取り上げます。
                           

火葬式や葬式は未だにオンラインで見積もりすら確定させる事ができない。

そもそもこの前提が嘘です。
 
オンラインで見積もりできるシステムを用意している葬儀社はいくらでもあります。
http://www.hibiya-lsp.com/estimate/
http://www.heiseisya.jp/auto/
http://www.sakaide-sougi.co.jp/auto_estimation
http://www.006594.com/estimate/ 
etc・・・・

以上、終了〜。

なのですが、それではここで記事が終わってしまうので

「結構な数の葬儀屋は
未だにオンラインの見積もりシステムすら用意していない」
というふうに読み替えて進めることにします。
1. そもそもお見せできる価格じゃございません。
そもそも葬儀屋の見積もりなんて、
ほとんどの場合は後から理由を無理矢理くっつけたような見積だから、
時間をかけてじっくり見て検討されたくないわけだ。
よ〜く見たらいろんな疑問や矛盾が出てきちゃうから…
相変わらず、自分を良く見せるための
既存の葬儀屋叩きは健在ですね。

オンラインでなければ、「時間をかけてじっくり見て検討され」ないとでも言うのでしょうか?
消費者ってそんなにバカなのかな? 
むしろ対話型の方がいろいろ細部をリアルタイムで突っ込まれる分、
矛盾を露呈しやすいと考えることもできませんか?
 
2. 対面営業に持ち込めば決められるという考え
これは葬儀屋に限ったことじゃなく、
未だに様々な営業さんがコチラがメールでお願いしても
「なんとか会わせてください」とやってくる。
甚だ迷惑な話だし、僕なんかあまのじゃくな性格だからそう来られたら二度と買わない。
こういう暴露はフェアじゃないかもしれませんが
ここまでおっしゃっているなら、申し上げます。
篠原さん、あなた相談したいことがあるから会ってくれ
と私に対してメール送ってきましたよね。
もちろん私には会う理由がないのでスルーさせていただきましたけど
自分のことは棚にあげて随分な言いぐさですよね。
自分はいいけど他人がやるのは「甚だ迷惑」
そういう人なんですか?
3. 高いオプション売りたいから
もちろん、必要でもないものを嘘をついて売るのは論外です。
でも商品の必要性や良さをアピールして追加品を売るのは
営業努力でしょう。
自動車ディーラーだってやってますよね。

それにオンライン見積もりをやらなければ、
高いオプションが売れるという単純なものではないと思うのですが。
逆に私は
エプソンのサイトでPCを買った時って、
結構高いオプション買っちゃいましたけどね。 
4. 火葬場の空き状況と車の走行距離
全然確定料金にする方が、
お客様にも我々事業者側にとっても効率的なはずだ、
というのが当社の考えなのです。
これは御社のビジネスモデルに関わる方針だから尊重します。
但しこれが可能なのは火葬のみという商品を提供しているから。
通常のお葬式にそれを求めるとパラメーターが増えすぎる。
その結果正確性に責任を持つということを優先するなら
オンラインは難しくなります。
パターンオーダーではなくビスポークのスーツのオーダーが
ネット上では難しいのと同じです。
5. 領収書を発行したくない(できない)請求があるから
かなり少なくなってきたとはいえ、
未だに「手付け」とか訳分かんないチップを図々しくも面と向かって要求する
葬儀社やスタッフが圧倒的に多い。
文頭と文末が一貫してませんよ。
チップを要求する葬儀屋は、かなり少ないの?圧倒的に多いの?
現場に出ず、聞きかじりで書くからこういうことになるのでは? 

さて以上のことから
篠原氏によると
オンラインシステムが無いのは葬儀屋が悪い奴だから
と言うことになるのですが
(彼の言い分は常にこのロジックで貫かれている)
原因はそういうことではありません。

サイト上にオンラインのシステムを葬儀屋が作らないのは
(そもそも見積もり自体を全く作らないどうしようもない絶滅種の葬儀屋は除いて)
ITの重要性を分っていないから、
が正解なのです。

7,8年前なんてサイトを持っていない葬儀屋の方が多かったのです。
そんな遅れた業界なのでオンラインのシステムの重要性たって
なんのことか分らないんですよ。

なので
まあどれもお客様にとっては関係のない、売り手側の理由以上でも以下でもないわけです。
と言うところは確かに正しい。

でも
こういう悪しき風習はすぐにぶちこわしましょうだの完全否定だの
と息巻くのは的外れだと思います。
(私は単なるポーズだと思っていますけど。)

消費者がオンライン見積もりを欲しているのなら
オンライン見積もりを用意しない葬儀社は集客できず潰れる。
それだけのこと。
悪意があるかどうかの議論はあまり意味がないです。 
(そんな悪意にだまされるくらい消費者はバカだと思っていない限りはね) 
 
せっかくなので
最後に篠原氏に質問させてください。
(ツィッターでフォロー頂いてましたよね。
もしくは以前頂いたメールアドレスにお知らせしても良いのですが) 
「シンプル火葬」をご依頼いただいたら、
24時間すぐにお客様にご指定いただいた病院へ、
スタッフが搬送車でお迎えにあがります。
スタッフは葬儀社として経験豊富なスタッフばかりですので
安心してお任せいただき、限られた時間はどうぞ故人様とのお別れにお使いください。

この表現などから、葬儀業務は全てどこかの葬儀屋に委托している、
というように私は解釈しているのですが
そうなんでしょうか?
もしそうだとしたら品質の向上のためになぜ自分で葬儀屋をやらないのか
教えて頂けませんか?

今後益々のご活躍を
注目させていただきます。 

(追記)
私は篠原氏の商売の邪魔をする気は毛頭ありません。
しかし無理矢理既存の葬儀社を悪者にするマーケティング戦略に対しては
私なりの意見を表明したいと考えています。
この文章は別に篠原氏を困らせることが目的ではありませんので、
要望が有れば希望箇所を削除するのはやぶさかではないことを、
お断りしておきます。 


多摩大学大学院客員教授 紀平正幸氏が葬儀のことを全く理解していない件

今回ご紹介するのはこの本。
終の二択 ~定年からの取捨選択術~
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著者の紀平正幸氏が葬儀のことを全く理解していないので
指摘しておきます。

いまや終活ブーム。
そうなると当然玉石混淆の状態になるわけで。
紀平正幸氏は「石」の方。

著者の職業は心理カウンセラー、ファイナンシャルプランナー、客員教授。
肩書きだけ見ると終活を語るのに適任のはずなんですが
全体的にクオリティ低すぎです。

たとえば
前書きに氏の特徴が出ていると思います。
「ここで一つ忠告しておきたいことがある。
多くの人が「豊かさ」さえあれば「幸せ」を実現できると
勘違いしているという点だ。」

勘違いしているのは紀平氏のほうではないでしょうか。

多くの人は「貧困」は「不幸」だと思っているかもしれませんが
「豊かさ」さえあれば「幸せ」なんて、
高度成長期ならいざしらず
ほとんどの人がもはやそんなふうには考えていないでしょう。
にもかかわらず、世間を馬鹿にしたこの物言いなのです。

そんな紀平氏が
葬儀について述べるとこうなります。(P193〜)
葬儀を「挙げる」または「挙げない」?
盛大な葬儀なら故人は喜ぶのか

はっきり言わせていただく。
「葬儀」という名の″盛大な儀式”は不要だ。
身内だけで送る「家族葬」で十分である。
「はっきり言」っているところ申し訳ないのですが
葬儀屋さんがこの文章読んでも
何を言っているのか意味が分らないと思います。

彼の論理を分りやすく言い替えるとはこんな感じ。
「麺類という炭水化物の多い食べ物は不要だ。蕎麦で十分。」
ね、意味分らないでしょ。

「家族葬」は「葬儀」の一形態であるのだから
二択という相反する扱い方をするのはヘン。

まさか、まさかとは思うけど
紀平正幸氏は直葬を御存じ無いのでは?

葬儀をするしないの話なら
葬儀と直葬の二択でいいんじゃないの? 
また遺族からしてみれば、亡くなったことだけで悲しんでいるのに、
葬儀を行うことで、「誰を呼んだ」とか「誰に連絡しなかった」だとか
面倒なことが多々起こり得るのだ。
参列者を制限する家族葬の方が、
>「誰を呼んだ」とか「誰に連絡しなかった」だとか面倒なことが多々起こり得
可能性が高いんですけどね。

まとめの一文は 
もしどうしても盛大に行いたいのであれば、「生前葬」スタイルを選択し、
自分も参加者の一人になりたいものである。
なんで唐突にここで生前葬がでてくるんでしょうか?
これまで葬儀は面倒で金がかかるから止めとけという論理を展開しながら
普通の葬儀より面倒で金がかかる(だから実際誰もやろうとしない)
生前葬を勧めるのがさっぱり分らないんですが・・・
生前葬という言葉を覚えたので使ってみたかった?・・・って小学生か! 


今回は私の専門分野に限定して反論しておきますが
他の分野の記述にも?というところがたくさんありました
(宝くじを買えとか年金の繰り上げ受給はするなとか。
金融資産の計算方法も結構間違っている。)

私を含め読者はちゃんとお金払ってこの本買ってんだから
もうちょっとまじめに仕事しませんか。 

(追記)
 「紀平正幸」で検索するといろいろある人みたいです。

紀平正幸氏の経歴詐称問題

日本FP協会が全く信用できないひとつ、説明責任
 


柳田国男の「葬送習俗事典」を読む

民俗学と言えばこの人
柳田国男の葬送研究をまとめた書籍が復刊と聞けば
これはもう買わないわけにはいかないだろうと。

葬送習俗事典: 葬儀の民俗学手帳

柳田 国男 河出書房新社 2014-07-15
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帯に「セレモニー関係者必携」と書かれていますが
あくまでコアなマニア向けですね。

私が楽しみにしていたのは
珍しい慣習の記述だけでなく 
「なぜ」こんな慣習が生まれたのか
の由来の部分。

とはいえ柳田国男が執筆した当時でも
なぜこうなったのか理由が皆目分らない
という習慣がけっこうあるみたいですね.

興味深いと感じた項目を少し挙げると
不浄縄 フジョウナワ 
加賀能美郡遊泉寺では、死体は真裸にして桟俵の上にあぐらをかかせて、
その上から縄で縦横十文字に固く、腕が体へめり込むほどに締めくくる。
この縄を不浄縄といい如何なる時でも、家に一把は欠かされぬとされている。
(中略)
かける役は近親者で、屍体の前面に立ち廻らずに縛る。
前面に立つと死人が鼻血を出すという。
抱き芋 ダキイモ 
越中上新川郡などでは、火葬する際に棺に山芋を入れて焼き、
それを食べると脳病がなおると謂う
あとは泣き女の項目も結構詳しいです。

 民俗

さて後書きで民族研究家の筒井功氏が述べていることに関して
ちょっと疑問を呈したい。

最近高知県の火葬場での拾骨を経験した際、
最初、立会に遺族二人が呼ばれその後二人で喉仏を拾うように言われたことから
これは「二人使い」と深いところで通底している
と結論づけています。

二人使いとはこの葬送習俗事典によると 
喪に入っての最初の事務の一つは、
一定の親戚へ知らせの飛脚を立てることで、
多く組合近隣の者がこれに任ずる。
この訃報に赴く者が二人であることは、不思議と全国に共通している。
何故に必ず二人行くかの理由は、
まだ名称の方からはこれを窺うことが出来ない。
(中略)或いは二人ということは忌の力に対抗する趣意とも解せられる。
上総の夷隅郡誌などによると、聞かせ人に限らず
葬儀の準備事務はすべて二人ずつ一組になってすると謂っている。

しかしこの結論は性急過ぎるのではないでしょうか。

最初遺族を火葬炉前にを呼ぶのは、
火葬炉から遺骨を出す際の本人確認をするのが目的でしょう。
このとき(特に地方では)遺族がたくさん集まると仕切りが大変になることが多いので、
人数制限を加えているに過ぎないと思うのです
だから二人ではなく三人呼ぶ火葬場もあれば遺族全員を呼ぶ火葬場もあります。
そもそも火葬場のオペレーションは、役人が運営サイドの都合だけで決めることが多いので
突然ヘンテコなルールを制定することが結構あります。

喉仏を拾うのが二人なのも、
一人だと遺骨を落としやすい、3人以上だと息を合わせづらい
以上の意味はないのでは?

どちらも「二人使い」をルーツにしていると言われても
ピンと来ないのです。 

だから「二人使い」と関係があると結論づけるためには
もっと現在の葬儀に対するフィールドワークが必要なのではありませんか?
柳田がかつてそうしたように。
田舎

さて
柳田の書いた前書きでは
葬儀は「その肝要な部分が保守的」と述べられています。
しかしこの本を読むと
かつての日本には地域による葬儀のバリエーションがかなりあった
と思わずにはいられません。

男性のスーツのように
100年変わらない絶対的な基本ラインがあるのに
(いや、あるがゆえにか?)
微妙な差異をあえて組み込み
逆にその微妙な差異を際立たせているかのような。

カソリックやイスラム文化圏の葬儀ではこうはならないでしょう。

その微妙な差異をあえて組み込むことで
狭い共同体のアイデンティティにしていたのかもしれません。


近年葬儀は多様化していると言われていますが
この本を読んだ後では
葬儀の情報化によって
むしろ葬儀は画一化してきているのではないか
とさえ思ってしまいます。
現在の状態がいけないとは全く思いませんが
遺品のディスプレイをやったくらいで
現在の葬儀は多様化していると葬儀屋が思い込んでしまっていいのか、
ということを考えました。

また
前書きの文末で柳田は 
日本の宗教研究なども、こういう国内の事実の認識を、
せめては外国学者の所説と同一程度に、
重んずるようになったらよかろうと思うのだが、
その機運を作るだけの力が、私たちの仲間に今まではまだ備わらなかった。
これが永遠の国の学問の姿ではなくて、
ただ単なる一過渡期の状態に過ぎなかったことを、
やがでは立証する日の到来せんことを希うの他は無いのである。
と述べています。
私が民俗学に疎いせいかもしれませんが
残念ながら流れは柳田国男の望んだ方向には向っていないように思います。
葬送の 自由をすすめる会の会長を務める宗教学者が
葬儀なんてやめちまえ、とのたまう御時世なので。


0葬 ――あっさり死ぬ

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監察医を主人公にしたドラマが始まるらしいです。

先日
という記事を書きましたが
監察医を主人公にした
『ゼロの真実〜監察医・松本真央〜』
というドラマが始まるらしいです。
 

上記のサイトであらすじを見てみると・・・

>3年飛び級で法医学を学んだという才女。
美人監察医というのは実際に見たことありますが・・・
監察医不足の昨今、かっこいいイメージがつけば
監察医希望者も増えるかも・・・
と言いたいところですが、
現状は予算不足が原因の需要不足。
残念ながらあんまり影響ないでしょうね。
慌ただしく一日が過ぎようとしていた夕方、
死因に納得できないという遺族が押し掛けてくる。
遺体は、建設現場の足場から落ちたらしい中年男性の三神忠勝(斎藤歩)。
真央は、一日の疲れなど微塵も見せることなく、
とりつかれたように死因を調べ始める。
(ヾノ・∀・`)ナイナイ
 
法律(死体解剖保存法?)飛び越えて
クレーマーの遺族の都合で動くって
どんだけアバウトな公的機関かと・・・
ドラマだから、と目をつぶりたいところですが
信じ込んでしまうリテラシーの低い視聴者が意外といるんじゃないでしょうか。
現実に弊害を及ぼしませんように。

それからでんでん
おそらく解剖のシーンのあるドラマにキャスティングしてはいかんだろう。
どうしたって「冷たい熱帯魚」を連想せざるを得ないですよね。

というわけで私は恐らく見ないと思います。


葬儀業界の採用についてつらつらと考えてみる

葬儀業界の採用についてつらつらと考えてみます。

7月8日の日経新聞に
「内定学生引き留め躍起」
 という見出しの記事が掲載されていました。

要約すると景気が上向いてきた影響で
内定辞退に人事は四苦八苦しているという内容。

葬儀業界でも少なからずありそうな話ですよね。
まぁ採用の段階からなかなか人が集まらないという問題が先にあるのですが
内定出しても、他業界から内定もらったとたんに
我に返ってやっぱり「普通」の職業に,などと言いだして。
煮え湯を飲まされている葬儀社も多いのでは。
面接1

ちなみに7,8社くらいから内定もらえる奴っていましたよね、学生の時。
スポーツも勉強もできて友達も多い奴。
そんな奴なら辞退されても
しょうがないとあきらめがつくと思われるかも知れませんが
そもそもそんな奴は最初から葬儀屋に面接を受けに来ない。
どうせ電通なんかにいくんでしょ(^^;)

むしろボーダーラインにいてどうしようかと
悩みに悩んだ結果思い切って内定出した子に
辞退されるとダメージでかいっす。

内定辞退するような奴、こっちからおこわり!
と言ってみたところで・・・
何社も落ちている内に弱気になって
正社員になれるんなら、葬儀屋でもいいか、
というようなレベルの人が面接を受けに来るのもやむを得ないと思いますし。
(もちろんそれを見抜いてお引き取り願うのが採用担当の責任ですが)

そう考えると(時期によりますが)
あえて1,2社かくらいから内定もらっている、と表明して面接にくる学生の方に
内定出した方が辞退率は低くなるんじゃないか、
と思うこともあります。

(本当の指標は内定辞退率ではなくて
入社してからの定着率なんですけどね。) 
面接2

さらに
これだけ不確定要素が高まると
そもそも葬儀業界で定着した新卒採用ってシステム自体どうなのか、ってことを
再考した方がいいのかな?

教育システムが確立していない葬儀社は
葬儀業界経験者を採りたがる。
でも 
最近は教育システムのしっかりしている葬儀社が多いから
他の葬儀屋のへんなクセがついた人を採るという弊害を避けつつ
人種のバリエーションを増やす目的なら
他業種の中途採用にも分がありそう。
新卒にこだわんなくてもいいのかな、なんて。

余談ですが
名古屋の葬儀社ティアの社長の冨安徳久さんは
他社のクセがついているから業界経験者は採らないと言っていましたが
http://megalodon.jp/2014-0713-2222-46/www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/person/2009/11/post-67.html
↑このインタビューの後半)

(まぁ確かに冨安氏にはこういうところがあるけど、
それくらいイメージ戦略に長けているというのが私の評価です)

んーでもやっぱり、
内定辞退者が去った結果残った人材だとしても
まだ新卒採用の方がいいのかな。
もしくは折衷案か? 

採る側の悩みは尽きません。
内定を勝ち取る側もそうだと思いますが。 

ちなみに採用方法がおもしろいと思ったのは↓コムウェルさん。
よくよく考えてから好きなタイミングで来い、というシステム。

これって手間かかるんじゃね?
って最初思ったけど、
でも新卒とる時って
説明会やら各ポジションごとの面接やらで
結構コストかかるってことを考えると
この方法も悪くないよね。
この方法なら決心してから来てくれるはずだから
辞退率も低くなるはず。
ただ互助会さんだから
葬儀以外の業務(ブライダルとか)希望のスタッフが集まっちゃって
葬儀部門は苦戦しているのかもしれないけど。
面接3

それにしても
かつて私がそう思ったように
自分の親が亡くなった経験のある人は
葬儀業界で活躍できるのでは、って思わないのかな。
そんな境遇の大学生は確かに少ないとは思うけど
ただ親の世代が50〜60才だと考えると
親のどちらかが亡くなっている大学生って毎年1万人近くは居るはずなんだけどなぁ。
大切な人を亡くしたそういう経験のある人達こそ葬儀屋になるべきだと
私は思っています。

お待ち申しております。


全葬蓮よ、覚悟はあるのか?

いつの間にか全葬蓮(葬儀屋さんの業界団体)が
宣伝用ショートムービーを作成していました。
 


正直、ダメだと思います。

・演出のテンポ悪いです。3分はいりません。 

・葬儀屋役の演出が気持ち悪い
やさしそうとか知徳がありそうな人物、
の演出を目指したのかも知れませんが
ダウナー系のクスリやっているようにしかみえないんですけど・・・

・娘の亡くなり方が唐突。
あっ、と思わせる演出のつもりなのかもしれませんが、
見ようによっちゃ、「自殺」っぽいですよね。
その前のウエディングドレスのシーンで、
余命幾ばくもないってことを匂わせているのかも知れませんが
それにしては旅行したり、友達とはしゃいだり元気そうだし。
演出側はどういう解釈を望んでいるのでしょう。

実際のエピソードの再現映像ならともかく
創作で、それも葬儀屋が作らせた作品で
ウエディングドレスネタをやるのは
陳腐というか、恥ずかしくないのかと。
 
・YouTubeの全葬蓮アカウント上では
【感動CM】と銘打っています。
私は、葬儀屋が遺族のエピソードに便乗して軽々しく感動なんて言うな!
と考える人間です。
(参考記事:「感動葬儀」はいらない
全葬蓮と制作者はこれを「感動」だと思っているのかな。

あなたたちには
いしかわじゅんの著作から
この言葉を贈りたい。

秘密の本棚―漫画と、漫画の周辺

いしかわ じゅん 小学館クリエイティブ 2009-05
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ぼくは、いわゆる反戦漫画とか戦争漫画を、
あまり好きではない。だから、あまり読まない。
それは、その多くが、苦しいと描いてしまうからだ。
痛いと、辛いと、悲しいと描いてしまうからだ。
現実の大きさに甘えて寄りかかり、
表現することから逃げてしまっているものが多いからだ。
大きな事件があって、それを克明に描いていけば
物語の形にはなる。傷を負って痛いと描けば、
痛みはわかる。愛する人を失って悲しいと描けば、
もちろんそれは伝わる。

しかし、それは表現ではない。

常にリアルな死を見てきているはずの
葬儀屋が作らせておきながら
ゴールデンタイムのドラマのレベルで
安っぽく死を描いてはだめでしょう。

 「誰かを死なせる」だけなら、それは最もお手軽な表現です。
だからそれを使うときは、ましてや葬儀屋が使うときは、
よっぽどの覚悟が必要だと思うのです。

全葬蓮にはその覚悟があったのでしょうか? 


インドの転生輪廻

前回の記事(インド映画の散骨 )を書く際に
私のリフレッシュ法 の続き
と言う記事を読み返して気づいたんですが
 
「インドにも、転生輪廻や霊魂のような宗教的概念があることが分かって
興味深いです。」

って書いちゃってますね。

お恥ずかしい(>_<)

インドにも転生輪廻があるどころか
そもそも転生輪廻思想はインドが発祥だったんですよね。

複数の文献の聞きかじりをまとめると下記の通り。

インドの主な宗教は
バラモン教→(釈迦誕生)→仏教→ヒンドゥー教(途中イスラム教が流入)
という流れをたどっています。

インドの悪名高き身分制度カーストは
バラモン教の中で生まれています。
バラモン教はバラモン(司祭)を頂点とした生まれながらの身分制度を持ってました。
これがカーストの原型。
こういった生まれながらの身分制度を維持されるためには
転生輪廻の考え方が全員に浸透していないと成立しないのです。
つまり、おまえは前世でいいことをしたから良い身分、
悪いことをしたから低い身分という
転生輪廻に基づく因果律に全員が納得しているから
産まれながらの身分があるという社会制度が維持できたのです。
 
で、実は「転生なんてしない、これで私の人生終了!」
ってインドで初めて宣言したのが釈迦!
らしい。

でも大乗仏教は転生輪廻思想をもっているのでは、
と言う意見も当然あるかと思いますが
正直、大乗仏教と釈迦本来の思想との間に連続性を求めるのは
個人的にどうかと・・・
大乗仏教って、そんなもんだから、
としておいた方が葬儀屋さんである自分としては違和感がないのですが・・・
誤解のないように申し上げておくと
もちろんだからといって大乗仏教ダメ、とは全然思ってません。
このあたりは別の機会に詳しく。

前述したように以上の話は複数の文献の聞きかじりなわけですが
一番分りやすく解説しているのはこの本かな。

宗教なんかこわくない! (ちくま文庫) 橋本 治
宗教なんかこわくない! (ちくま文庫)

橋本 治 筑摩書房 1999-08
売り上げランキング : 369834
by ヨメレバ

オウム事件を受けて書かれたものですが
なかなか挑戦的でおもしろい内容です。
ちなみに橋本氏はかなり仏教思想に詳しい。

日本仏教史―思想史としてのアプローチ (新潮文庫)

末木 文美士 新潮社 1996-09-02
売り上げランキング : 8329
by ヨメレバ

この本の後書きを書いているくらいだし
文中に出てくる著者の友人H君て橋本治のことだと思うのですが・・・

宗教なんて怖くない、に関してはまた別に記事を立てたいと思ってます。


インド映画の散骨

以前
と言う記事でシャールクカーンディーピカ主演の
「om shanti om」   というインド映画の傑作を取り上げました。

by カエレバ

 
そしてまたコンビ復活。
Chennai Express 


 (ちなみに途中で出てくる顔を塗った人が踊っているのは、インドの民族舞踊カタカリダンス。
出演者が履いている巻きスカートみたいなものは男性庶民がはくルンギと呼ばれる服) 
 
日本では未公開です。
輸入DVDで見ました。

今回は「遺骨」がマクガフィン(ストーリーを推進させる小道具)の一つになっています。
(遺骨がマクガフィンの働きをする映画って
私が知る限り「裸足のピクニック」がそうだったと思うのだけれど)

祖父の遺言が南印度の海に散骨してくれ、だったため
遺骨を持って南印度に向かう主人公が途中ヒロインと出会って、
巻き起こるドタバタ劇・・・・
というコメディ映画。

我々日本人のイメージするインド人の散骨って
ベナレスで火葬後、ガンジス川へ
という認識が一般的ですが
インドにも海に撒きたいという発想があるんですね。

もちろん日本のように海上に出て撒いたりするはずもなく
波打ち際でバサーッってやってますけど。

映画のデキに関しては
南印度のカラッと乾いてカラフルな画面の質感は独特で
すごくいいです。
ただし
南印度の人(タミル語文化圏かな)にヒンディー語が通じない、
ってところが笑いを生む構造になっているはずなんですが、
全部英語字幕で表記されると、そのあたりのおもしろさは伝わってこないです。
脚本もイマイチかな。 
 
まぁ、個人的にはディーピカが踊ってくれればそれでいいんですけどね(^^;)


読売新聞系のWEBサイトの記事にもかかわらずR−18

読売新聞系のWEBサイトの記事にもかかわらず
R−18(未成年お断り)でお願いします。


確かに霊安室不足というのは都市部ではけっこう深刻だと思います。
感覚的には、東京より、火葬場に霊安室を併設していない横浜の方が
不足感が強いですね。

さてこの記事の冒頭で紹介されている施設について。
遺体を安置し、遺族も宿泊できる施設
同市中心部にある6階建ての施設は、ビジネスホテルのような外観。
↑うまく書いているけど、ここはもともとラ○ホテルだったことで有名。
Googleマップにはまだ当時の画像が残ってます。

だから建物や運営会社の名前が「関係」を意味している、なのかどうかは不明。

これが館内の画像

うーん、ロビーとお風呂は改装した方がいいような・・・
オープン当時の画像はたしかお風呂が7色にライトアップされてた記憶が・・・

あっ、余計なお世話でしたね。

でも今、日本でもっともエロスとタナトスを具現化している場所だと思うので
がんばってください!

(数少ない若い女性読者が減ってしまうかもしれないのに
ツッコミを入れずにはいられない自分の性(さが)が悲しいです。) 


葬儀の設営・撤収時の靴はコレ

葬儀の際の設営・撤収時に履く(個人的に)良い靴を見つけたので
ちょっとご報告。

葬儀屋の皆さんは設営・撤去時に履く作業用靴と、式中に履くフォーマルな靴を
使い分けていると思うんですけど・・・

いや、みんながそうじゃないのは実は知ってます。
博善の式場(都内の火葬場併設の式場)に行くと
作業時に履いていたボロボロの靴で式についている葬儀屋さんを見かけますので。
(私はそういう現場に新人を連れて行くとき、
靴のきれいな葬儀屋の動きを見習え、と言います) 

私はずっと使い分けてたんですが
作業用に使うジョギングシューズタイプのスポーツ系の靴って
ヒモがほどけるときもあるし、
ちょっと履いたり脱いだりの時に手を使って
踵の部分を拡げるアクションがめんどうと思ってました。
たとえば寺の本堂の飾りの時とか。
踵をつぶしてスリッパ状態にして履いている人もいますが
見栄えが悪く、脱げやすくて危ないです。

スポーティな動きができて
手を使わずにサッと履いたり脱いだりできて
黒い靴がないかさがしていて
見つけました。

VANSのスリッポン 

これなら手に荷物を持った状態で
靴を履いたり脱いだりがスムースにできます。
あと、かさばらないので持ち運びが楽っていう利点もあります。
(商品にリンク貼ってますけど
靴はネットではなく店舗で実際に履いてから
買うことをおすすめします。
私はABCマートで買いました。
本当はソールが全て黒のが欲しかったのですが
踵に赤いマークが入っているのしか無かったのがマイナス1ポイント)
 
あとは汚れにくいように、靴を下ろす前に
防水スプレーをたっぷり塗れば完璧。

by カエレバ