私の経験したお葬式の音楽にまつわる事例です。

○仏式のお葬式で「賛美歌」を流して欲しいというリクエスト。
故人の信仰は仏教だったのですが、
賛美歌が純粋に音楽としてお好きだったらしく・・・
でも賛美歌って教会で歌われる音楽ですからね、
お寺さんは怒るでしょう。
でもサービス業が「NO」と言ったら負け。
入り口に見張りを立てて、
お寺さんが来たら賛美歌を止めて、普通のクラシックを流す、
通夜が終わってお寺がお帰りになったら賛美歌を流す、
お葬式のお経が終わって退席して、
再度式場にやってくるまでに賛美歌を流す
というお寺さんの目(耳?)を盗んで、やり遂げました。

○故人の母校の校歌を流したい
失礼ながらあまりメジャーな大学では無かったので、
大手CDショップでもあつかっていませんでした。
その大学の生協まで出向いていって、やっとCDを手に入れました。

○無宗教葬用のCDを持ってくるはずの故人の友人の到着が遅れ、
開式15分前に到着。
そして「お葬式に合う曲だけを選んで流してください」というリクエスト(>_<)
そのときはノートPCを式場へ持ち込んで、
ヘッドフォンで曲の頭の部分のモニタリングをして、
音楽再生ソフトで曲順をプログラミングし、どうにか開式に間に合わせました。

同様に開式30分前にリクエストをもらって、
急遽インターネットから音楽のデータをダウンロードして流したこともあります。

○故人が女学生だった頃から好きだった
海外の民謡のリクエストがありました。
そのころはまだituneが世に出る前だったと思います。
ネットで検索するとマニアの方が自分のサイトに音源をアップしており、
それを使わせてもらいました。
式中にその音楽を流したとき
お嬢さん達が顔を見合わせてにっこりとうなずかれたことが、忘れられません。

それから、CDだけでなく、生演奏も最近は珍しくはなくなりました。
演奏
音大を卒業しても、コンサート一本で食べていける方はほんの一部らしく、
演奏家市場は供給過多のようです。
そのため、一楽器につき2〜3万円くらいで演奏を頼めます。
楽譜がなくても音源があれば聞き取って(絶対音感てやつでしょうか)
演奏してくれるので、大丈夫です。

現在インターネット上にいろんな音源があります。
歌詞のワンフレーズしか覚えてなくても、
音源を探し出すことも、今なら簡単にできます。
無理だろうと思わずに、
とにかく葬儀屋さんにリクエストすることをおすすめします。


<2010年02月03日>記載