「合わない」お客様に「会った」ときの
自分の心構えについて述べたいと思います。

幸いにも、私は「もう二度と会いたくない」というお客様に、
会ったことがありません。

最近それは、幸運なだけではなく、自分の才能でもあると気づいたのですが
(参照ページ:葬儀屋として自分の強みを知る方法

そんな才能に恵まれた私でも(^^;)
ちょっとこの人、厳しいな
っていうお客様がまれにいます。
特にご自身の経験やメディア報道で
「葬儀屋」って職業に嫌悪感を持っている方ですね。

おそらく、そんなときは引いてしまって、
最後までお客様と距離をとり続ける葬儀屋さんが多いのではないでしょうか。

でもそんなときこそ、ほんの少し勇気を出して、
踏み込んでみることをおすすめします。

恋愛と同様、最初は好意を持たれなくても
想いを伝える気持ちが大切だと思うのです。
よっぽど葬儀屋さんが無神経ではない限り
自分のことを想われて嫌がる御遺族はいないと思います。

過去自分が、葬儀担当者の醍醐味を味わったのは、
そんな葬儀屋嫌いの人に、自分や葬儀屋という職業を認めていただいた時でした。

自分の経験から一例を挙げたいと思います。

最初そのお客様は一族をあげての葬儀屋嫌いの方でした。
取り付く島もないという感じで、正直これはちょっと困ったなぁと。
コンプレインも非常に多く(でもこれは助かりました)
(参照ページ:コンプレインが多いお客様は、やりやすい
要求に対し丁寧に一つずつ対応していきました。

転機は納棺のとき。

納棺の際の故人様への対応が好印象だったらしく、
評価をがらりと変えていただいたようです。
葬儀が終わった後も近所の方に当社を勧めていただき、
葬儀の依頼を頂戴しました。

葬儀屋を極端に嫌っている方って、
葬儀屋さんの評価基準をかなり低く設定されている方が多いので、
逆にがらりと180度評価を変えてもらえる可能性も高いのだと思います。

だから葬儀屋嫌いのお客様に会ったときは、
むしろ自分の実力を見せつけるチャンス
だと思うようにしています。


<2010年03月25日>記載