帝国ホテルはことし創業120周年らしいです。

いまはどうかわかりませんが、先日訪れたとき、
ロビーにたくさんパネルが飾ってあって
「帝国ホテルはお客様のために、こんなことをしてます」
というのを一つ一つ解説していました。

その中に
結婚式の案内状に書くお客様のお名前に「吉」の字が入っている場合は
「吉」の上の部分が「土」か「士」かちゃんと確認している
というのがあって。

名前の漢字の確認は
御礼状・看板・位牌など
我々葬儀屋さんもイヤっていうほどやってますよね。
「わたなべ」の漢字は100通り以上の組み合わせがあるって言われてますし。
ホテル
ホテル業界は
スタッフの「お客様にはわからないところでのがんばり」を
「お客様にわからせる」
ための情報発信をするのが本当にうまい、
と思います。

ランドリーのスタッフは洗濯前にシャツのボタンを全部外して、
洗濯が終わったら付け直す
という話は、いまや多くの人が知っていますよね。

こういうネタって本当は葬儀業界にもいろいろあるはずなんですけどね。

ただ業界内(特に経営者)に、その情報を発信する人がほとんどいない。

マスコミから取材を受けるような大手葬儀社のトップに
現場上がりが少ないっていうのも一因だと思いますが
もうちょっと意識的に「裏側」の情報を発信すべきではないでしょうか。

個人情報ダダ漏れ(もしくは創作した)感動的なエピソードはいらないので
もっとクールなプロフェッショナリズムを体現しているエピソードを
発信して欲しいと思います。

漢字に関してなら
スタッフは漢字の偏(へん)と旁(つくり)の名前を全部言えるとか
印刷物の外字をつくるときに
外字エディタだけでなくイラストレーターも使えるとか、ね。


<2011年06月12日>記載