電力が問題になっている時期に適切ではないのですが
今回はお葬式におけるライティング(照明)の話です。

公営式場は複数の式場を持っているケースが多く
訪れた際は
他社の設営風景を見ることができます。

最近は色鮮やかなお花の祭壇を設営したり、
遺品のディスプレイを行っている業者さんは珍しくなくなりました。
そのセンスに感心させられることもしばしばです。

しかし、まだまだライティング(照明)に関しては
無頓着なケースをたまに見ます。
せっかくの花の色や、
展示品の素材感が生かされずもったいないと感じます。

(あ、ちょっと上から目線(^_^;))
ライティング

私もかつてはそこまで気が回っていない人間でした。
あるとき、舞台照明を行っている会社の方のお葬儀を、
自社の会館で行いました。
開式前に故人の同僚の方が花祭壇を一目見るなり、
「照明、一個切れてない?」
と担当者である私に話しかけてきました。

式場後方の我々の位置からは、舞台上の照明機器は見えないはずなのに・・・と思いつつ舞台に駆け寄って見上げると
確かに、20個ある照明の1個が切れていました。

その会社の方は
「この照明って、すぐ切れやすいタイプだから、
我々もいつもスペア多めに持ってるんだよね」と、
ほほえんでいらっしゃいましたが、
「プロが見れば、わずかな違いも分かるんだ」
と冷や汗をかいたのが、
照明に気をつかうようになったきっかけです。


実際現場では物理的制約が多いのですが
花祭壇のライティングに関して私が気をつかっているのは

・公営式場に関しては祭壇照明が貧弱なことが多いので、
追加照明を持ち込む
・第一印象が重要なので、照明の設定が完全に終わってから、
御遺族の方に祭壇を見てもらう
・遺影写真の反射に注意する
・表面温度が上がるタイプの照明のときは、できるだけ照射時間を短くする
などです。

私の知っている光の当て方とかライトの種類の選び方などは、
会社で教えてもらったナレッジ(知識)を含むので、ここでは公開できません。
すいません。

さてライティングに関するおすすめのテキストなんですが
持ってるのはこれ
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うーん、でもここに書かれているテクニックはそのまま使えないんですよね。
お葬式の現場で肉眼で見るライティングと、
写真のためのライティングは違うので。
ただ照明の奥の深さを知るには良いかなと。

実際自分の役に立っているのは、
先輩からもらった照明のテキストなんですが、
多分これはなんかの資格試験用のではないでしょうか。
対象の素材別のライティングの方法が書かれていて、
遺品のディスプレイのときに重宝しているのですが
出典不明です。
申し訳ありません。

この記事をお読みになった方で
いいテキストがあれば、教えてください。



<2011年06月23日>記載