この間、生まれて初めてアスコットタイを巻いて外出しました。

大分前に購入したんですが、
毎年、鏡の前で巻いてみては気恥ずかしくなり
「やっぱりこれ、自分には少し早いよな」
と見送ること数余年。

今は亡き服飾評論家の落合正勝氏がこんな風におっしゃってました。
「タキシードは当日初めて着ると、
いかにも着てますという気負いが出てしまうので
前の日に着て過ごして慣れた方がよい」

てなわけで、気負わないように(^^;)
数日前から自宅でアスコットタイ巻いた状態で過ごしてました。

その姿のまま台所でヤクルトを飲んでいるところを妻に見られ
爆笑されたのですが
そんな苦難を経て
今年やっとアスコットタイデビューと相成りました。

まぁ、ちょっとまだ気恥ずかしいけど
ギリギリセーフかな。どうだろう。

で、これってたとえばお葬式における演出(っていう言い方が適切かはわかりませんが)
にもいえるのでは。

お葬式の演出もやるぞって気負いを持たず自然体で
出来るのがベストなのかなと。
難しいんですけどね。

以前落語家の方が、弔辞咄家の口調で述べるところを拝見しましたが、
違和感がないどころか、非常に胸を打つものでした。

過剰な計算をせず自然体だった(と少なくともまわりにはそう見えた)からだと思います。

さて、
チェックのボウタイ(蝶ネクタイ)が4年間衣装ケースに眠っているのですが
どうしたものか・・・

気負わずにって、やっぱり難しいですね。


<2012年04月18日>記載