最悪のエンディングノートを発見しましたので、早速ご報告を。

エンディングノートの正しい選び方・書き方
という記事で
エンディングノートはたくさん出ているけど、
内容はどれもほとんどいっしょだから、できるだけ安いのを買いましょう
という主旨のことを申し上げました。

そのセオリーを打ち破る画期的なエンディングノートが登場しました。

空―幸福のためのエンディング・ノート 島田 裕巳 (監修)
島田さん、やっぱりあんたかい(-_-)

まず
ほとんどのエンディングノートがノート形式で厚さ1センチ未満であるのに対し
このエンディングノートはハードカバーで厚さが3センチ近くあります。

開いて書きこもうとすれば分かりますが、
ページが湾曲してしまうのでかなり書き込みづらい
中央の綴(と)じしろ付近に近づくと、
もう自分で書いたはずなのに識別不能な文字になってしまいます。


それにも関わらずなぜか、写経をやらせる・・・
そもそもエンディングノートで写経をやる意味が分かんねぇし
それでなくとも書きづらいって言ってんのに、
なんでこんな画数の多い漢字を書かなきゃならんのだ。

嫌がらせかよ。

最初の50ページは島田氏の文章で埋められていますが
それ以降の内容はスカスカ

だんだん書き込みの指示が投げやりになっていき
最後の
「自分で問いを作り、その答えを書いてみる」
っていう文章を読んだときは爆笑。

いらねぇじゃん、この本。
“o( ̄‐ ̄*) プルプル

もしかしてこのエンディングノートのタイトルって
空(くう)じゃなくて
空(から)って読むのでは・・・



当初自分の中で疑惑だったのが、最近は確信に変わりつつあります。
島田氏は
内容がなんであれ、大衆はバカだから買うさ、
と思っているのでは。

思い起こすのはオウム事件のときのバッシングのこと。
私はあのバッシングに関しては、島田氏は本当に気の毒であったと思うし
自分だったら悔しさと絶望で自殺してしまったかもしれない、とさえ思います。

そんな経験をした人が、もし大衆を、世間を、軽蔑するようになったとしても
私はそのことで、彼を責めることはできないです。

いままで、島田氏の「商売」のやり方を苦々しく思っていましたが
このレベルに達すると今はその姿勢に、
皮肉ではなしに、
清々(すがすが)しさすら、感じます。

この突き抜けっぷりは、たしかに
「空」
の境地かも。

こうなったら
このまま突っ走ってほしいです。


<2011年10月20日>記載