今回ご紹介するのはこの本。

この手の本、
つまり葬儀社の社長が一般消費者向けに書いた本、
はたくさん出ていますが、その中でも数少ない良書だと思います。

私は仕事柄、葬儀関係の書籍を日頃から読んでいる特殊な立場なので
この本の中に目新しい情報を見つけることはできませんでしたし
全ての内容に同意できるというわけでもないです。  
(もちろん一般の方に有益な情報は載っています)

ではなぜこの本が良書であると申し上げているかというと
理由は以下の通り。 

だいたいこの手の本の一般的なパターンは

既存の葬儀社はこんなにひどい(金儲け主義、低レベルのサービスが蔓延している!)
義憤を感じて葬儀社を立ち上げました
こんなに「泣ける」エピソードで、感動!感動!
間違った情報に基づいたアドバイス、もしくはポジショントーク丸出し
私たちは「お客様の気持ちになって」がんばります

と、こんな感じ。

なんというかワンパターンで、下品で、ちょっと辟易(へきえき)する感じです。

こうなってしまうのは
著者が、消費者は頭が悪いと思っているのが一番の原因では無いかと。
それから葬儀社の創業者ってちょっと「過剰な」人が多いし(^^;)

一方で
この本を良書たらしめているのは
「抑制が利いている」
からです。

過剰に恐怖心を植え付けたり、攻撃したり、煽ったりしない。

言い換えると
著者には読み手(消費者)を信用する頭の良さ、
みたいなものを感じます。
(また自費出版系なので
編集サイドの要望が強く入ることを免(まぬが)れているのかもしれません。)
 
逆に言うと、売らんかなの派手さはないので、(失礼<(_ _)>)
このブログで紹介させていただきました。

と言ってもこのブログ経由ではおそらく2〜3冊くらいしか
販促効果がないのが申し訳ないのですが・・・



<2012年10月23日>記載