最近ベビーカーの電車内の持ち込みが議論の対象になっているようです。
 

そこで
以前もちょこっと書いたことがありますが
今回は小さな子供連れで葬儀に参列する際のマナーについて
考えてみたいと思います。
(小さいお子さんをお持ちの親御さんからご意見をいただけると
ありがたいです) 

まず子連れで葬儀に参列するのは是か非か。

これは当然是でしょう。
小さな子供がいるから
大切な人の最期のお別れをあきらめなければいけない、
というのは悲しいことです。
最近の葬儀会館は、
トイレ内に赤ちゃんを座らせるスペースや
おむつ交換台を設置しているところは珍しくありません。

つまり葬儀屋さんとしてもウェルカムということですね。

で、問題は次です。
この動画を見てください。

横山ノックお別れの会での、上岡龍太郎の献杯の挨拶 


しゃべりを生業(なりわい)とするプロの面目躍如(やくじょ)と言ったところでしょうか。
おそらくかなり気合いを入れてこの場に臨んだのだと思います。
しかし残念ながら冒頭から時折響く子供の騒ぐ声が
その挨拶をぶち壊しにしています。
挨拶者のマイクを通してこのレベルですから
現地ではかなりうるさかったはずです。
舞台を何度も踏んできた上岡氏ですから危なげなく乗り切っていますが
これが素人だったらペースを崩されて、
もうボロボロだったと思います。
マイク
話はそれますが、葬儀屋さんというのは
実は遺族の代表挨拶を自分自身がやったことのない人がほとんどなので
挨拶者の心情にちょっと無頓着な人が多いと思います。

以前こういう記事を書きました。
葬儀の挨拶

さらに私は、葬儀の式中、遺族や友人が挨拶をするとき
自分が遺族代表挨拶を努めた経験から
上記の記事の内容に付け加えて以下のようなことに気を遣います。

^Щ⊆圓了詭酘發妊好織奪佞鯑阿さない
挨拶に集中しているとき、
視野内をうろうろされると、すごく気が散るので。

挨拶者の視野に入るように立ち、うなずく。
大体左右どちらかの視野の端の方に立って
話に合わせてうなずくようにしています。
人前で話した経験のある人なら分ると思いますが
聞いている人がタイミング良くうなずいてくれると
かなり話しやすくなるので。

と、ここまでの気遣いも
子供が騒ぐと全てがぶち壊しです。

騒いだり泣いたりする子供が悪いわけではありません。

お線香臭いし
周りの大人は構ってくれないし
肉体の代謝の早い子供は、大人に比べて時間を長く感じるそうですし
(年齢にもよりますが)
むしろ子供は騒いだり泣いたりするものだと考えるべきでしょう。

となると問題は
うるさい子供をずっと式場内に居させる親御さんの方、
ということになります。 

我々スタッフもそれとなく失礼にならないように
退席をすすめる話法がないか、考えるのですが
なかなか難しいのです。 

よって子連れで参列するときは
・常に退席できるよう式場後方外側の席に座る
・ぐずりだしたら迷わず退席する
というのを
「お葬式には黒い靴を履いていく」レベルの常識として、
啓蒙すべきかなと思うのですが
いかがでしょうか?

もしかすると途中退席の方が失礼だと思っている
親御さんもいるかもしれませんので。 


<2014年06月02日>記載