前回の記事(インド映画の散骨 )を書く際に
私のリフレッシュ法 の続き
と言う記事を読み返して気づいたんですが
 
「インドにも、転生輪廻や霊魂のような宗教的概念があることが分かって
興味深いです。」

って書いちゃってますね。

お恥ずかしい(>_<)

インドにも転生輪廻があるどころか
そもそも転生輪廻思想はインドが発祥だったんですよね。

複数の文献の聞きかじりをまとめると下記の通り。

インドの主な宗教は
バラモン教→(釈迦誕生)→仏教→ヒンドゥー教(途中イスラム教が流入)
という流れをたどっています。

インドの悪名高き身分制度カーストは
バラモン教の中で生まれています。
バラモン教はバラモン(司祭)を頂点とした生まれながらの身分制度を持ってました。
これがカーストの原型。
こういった生まれながらの身分制度を維持されるためには
転生輪廻の考え方が全員に浸透していないと成立しないのです。
つまり、おまえは前世でいいことをしたから良い身分、
悪いことをしたから低い身分という
転生輪廻に基づく因果律に全員が納得しているから
産まれながらの身分があるという社会制度が維持できたのです。
 
で、実は「転生なんてしない、これで私の人生終了!」
ってインドで初めて宣言したのが釈迦!
らしい。

でも大乗仏教は転生輪廻思想をもっているのでは、
と言う意見も当然あるかと思いますが
正直、大乗仏教と釈迦本来の思想との間に連続性を求めるのは
個人的にどうかと・・・
大乗仏教って、そんなもんだから、
としておいた方が葬儀屋さんである自分としては違和感がないのですが・・・
誤解のないように申し上げておくと
もちろんだからといって大乗仏教ダメ、とは全然思ってません。
このあたりは別の機会に詳しく。

前述したように以上の話は複数の文献の聞きかじりなわけですが
一番分りやすく解説しているのはこの本かな。

宗教なんかこわくない! (ちくま文庫) 橋本 治
宗教なんかこわくない! (ちくま文庫)

橋本 治 筑摩書房 1999-08
売り上げランキング : 369834
by ヨメレバ

オウム事件を受けて書かれたものですが
なかなか挑戦的でおもしろい内容です。
ちなみに橋本氏はかなり仏教思想に詳しい。

日本仏教史―思想史としてのアプローチ (新潮文庫)

末木 文美士 新潮社 1996-09-02
売り上げランキング : 8329
by ヨメレバ

この本の後書きを書いているくらいだし
文中に出てくる著者の友人H君て橋本治のことだと思うのですが・・・

宗教なんて怖くない、に関してはまた別に記事を立てたいと思ってます。


<2014年07月10日>記載