先日
イケダハヤト氏の葬儀業界に対する誤った認識を正す
という記事を書きました。

その際俎上に挙げたイケダハヤト氏の記事の中で
イケダ氏が篠原豊氏のブログ記事を絶賛していました。
その篠原豊氏のブログ記事を
今回は取り上げます。
                           

火葬式や葬式は未だにオンラインで見積もりすら確定させる事ができない。

そもそもこの前提が嘘です。
 
オンラインで見積もりできるシステムを用意している葬儀社はいくらでもあります。
http://www.hibiya-lsp.com/estimate/
http://www.heiseisya.jp/auto/
http://www.sakaide-sougi.co.jp/auto_estimation
http://www.006594.com/estimate/ 
etc・・・・

以上、終了〜。

なのですが、それではここで記事が終わってしまうので

「結構な数の葬儀屋は
未だにオンラインの見積もりシステムすら用意していない」
というふうに読み替えて進めることにします。
1. そもそもお見せできる価格じゃございません。
そもそも葬儀屋の見積もりなんて、
ほとんどの場合は後から理由を無理矢理くっつけたような見積だから、
時間をかけてじっくり見て検討されたくないわけだ。
よ〜く見たらいろんな疑問や矛盾が出てきちゃうから…
相変わらず、自分を良く見せるための
既存の葬儀屋叩きは健在ですね。

オンラインでなければ、「時間をかけてじっくり見て検討され」ないとでも言うのでしょうか?
消費者ってそんなにバカなのかな? 
むしろ対話型の方がいろいろ細部をリアルタイムで突っ込まれる分、
矛盾を露呈しやすいと考えることもできませんか?
 
2. 対面営業に持ち込めば決められるという考え
これは葬儀屋に限ったことじゃなく、
未だに様々な営業さんがコチラがメールでお願いしても
「なんとか会わせてください」とやってくる。
甚だ迷惑な話だし、僕なんかあまのじゃくな性格だからそう来られたら二度と買わない。
こういう暴露はフェアじゃないかもしれませんが
ここまでおっしゃっているなら、申し上げます。
篠原さん、あなた相談したいことがあるから会ってくれ
と私に対してメール送ってきましたよね。
もちろん私には会う理由がないのでスルーさせていただきましたけど
自分のことは棚にあげて随分な言いぐさですよね。
自分はいいけど他人がやるのは「甚だ迷惑」
そういう人なんですか?
3. 高いオプション売りたいから
もちろん、必要でもないものを嘘をついて売るのは論外です。
でも商品の必要性や良さをアピールして追加品を売るのは
営業努力でしょう。
自動車ディーラーだってやってますよね。

それにオンライン見積もりをやらなければ、
高いオプションが売れるという単純なものではないと思うのですが。
逆に私は
エプソンのサイトでPCを買った時って、
結構高いオプション買っちゃいましたけどね。 
4. 火葬場の空き状況と車の走行距離
全然確定料金にする方が、
お客様にも我々事業者側にとっても効率的なはずだ、
というのが当社の考えなのです。
これは御社のビジネスモデルに関わる方針だから尊重します。
但しこれが可能なのは火葬のみという商品を提供しているから。
通常のお葬式にそれを求めるとパラメーターが増えすぎる。
その結果正確性に責任を持つということを優先するなら
オンラインは難しくなります。
パターンオーダーではなくビスポークのスーツのオーダーが
ネット上では難しいのと同じです。
5. 領収書を発行したくない(できない)請求があるから
かなり少なくなってきたとはいえ、
未だに「手付け」とか訳分かんないチップを図々しくも面と向かって要求する
葬儀社やスタッフが圧倒的に多い。
文頭と文末が一貫してませんよ。
チップを要求する葬儀屋は、かなり少ないの?圧倒的に多いの?
現場に出ず、聞きかじりで書くからこういうことになるのでは? 

さて以上のことから
篠原氏によると
オンラインシステムが無いのは葬儀屋が悪い奴だから
と言うことになるのですが
(彼の言い分は常にこのロジックで貫かれている)
原因はそういうことではありません。

サイト上にオンラインのシステムを葬儀屋が作らないのは
(そもそも見積もり自体を全く作らないどうしようもない絶滅種の葬儀屋は除いて)
ITの重要性を分っていないから、
が正解なのです。

7,8年前なんてサイトを持っていない葬儀屋の方が多かったのです。
そんな遅れた業界なのでオンラインのシステムの重要性たって
なんのことか分らないんですよ。

なので

まあどれもお客様にとっては関係のない、売り手側の理由以上でも以下でもないわけです。


と言うところは確かに正しい。

でも
こういう悪しき風習はすぐにぶちこわしましょうだの完全否定だの
と息巻くのは的外れだと思います。
(私は単なるポーズだと思っていますけど。)

消費者がオンライン見積もりを欲しているのなら
オンライン見積もりを用意しない葬儀社は集客できず潰れる。
それだけのこと。
悪意があるかどうかの議論はあまり意味がないです。 
(そんな悪意にだまされるくらい消費者はバカだと思っていない限りはね) 
 
「シンプル火葬」をご依頼いただいたら、
24時間すぐにお客様にご指定いただいた病院へ、
スタッフが搬送車でお迎えにあがります。
スタッフは葬儀社として経験豊富なスタッフばかりですので
安心してお任せいただき、限られた時間はどうぞ故人様とのお別れにお使いください。

 
せっかくなので
最後に篠原氏に質問させてください。
(ツィッターでフォロー頂いてましたよね。
もしくは以前頂いたメールアドレスにお知らせしても良いのですが) 
この表現などから、葬儀業務は全てどこかの葬儀屋に委托している、
というように私は解釈しているのですが
そうなんでしょうか?
もしそうだとしたら品質の向上のためになぜ自分で葬儀屋をやらないのか
教えて頂けませんか?

今後益々のご活躍を
注目させていただきます。 

(追記)
私は篠原氏の商売の邪魔をする気は毛頭ありません。
しかし無理矢理既存の葬儀社を悪者にするマーケティング戦略に対しては
私なりの意見を表明したいと考えています。
この文章は別に篠原氏を困らせることが目的ではありませんので、
要望が有れば希望箇所を削除するのはやぶさかではないことを、
お断りしておきます。 


<2014年07月28日>記載