後を絶たない葬儀屋の使い込みの構造についての考察です。

以前
なぜJA葬祭は着服事件が多いのか
という記事を書きました。

また同様の事件があったようです。

刑事告発するのは評価したいです。
解雇処分で社内処理している葬儀社が多いと思うので。
(ちなみに今から十数年前、業界系の新聞がありまして告知欄に
「○○ ○○ 今後この者は当社とは一切かかわりがないものとする ○○葬儀社」
という文章が載ってましたね。
怖いわー(^^;))

ちゃんと刑事告発するところをみるとやっぱり以前の記事で書いたように
・もみ消すということをしないため、数少ない事例がオープンになる
というところがJA系の不祥事が多い(と感じる)原因なんでしょうね。
お金

さて今回の手口も以前書いたように

A家の葬儀代金の集金分に手を付ける
→ギャンブル等に使う
→穴埋めに次のB家の葬儀代金の集金分に手を付ける
→穴埋めに次のC家の葬儀代金の集金分に手を付ける
→無限ループ
という感じだったようです。

JAに限らずなんでこんな事が起こるかというと、
そもそも葬祭業って以下のような仕事だから。
・現金商売
・それも1件当たり結構な金額
・一人の担当者が仕切ることが多いので喪家とのやりとりがブラックボックス
・中小企業が多く監査が緩いか、そもそも存在しない
・ギャンブル好き等のダメ人間が集まりやすい底辺の仕事だった
 (ほとんど過去の話ですがたまにまだいる)

泥棒

先ほど「刑事告発」するのは評価する、と述べました。
これは社会正義上正しいと思うからで、
一方で抑止力を持つかというと、私は疑わしいと思います。
今回の容疑者もギャンブル依存症ぽい。
ギャンブル依存症はれっきとした心の病。
大の大人が普通に考えれば、
こんなやり方がいつかバレるのは明らかなんですが
空腹に耐えられることができないように、ギャンブルから離れることができない。
もちろん犯罪者を擁護しているわけではなくて
会社がそれを防止する仕組みを作らないといけないと思うのです。
原則振込入金にして、現金払いが3回続いたらチェック入れるとか。
再発防止の仕組みが重要です。


<2015年01月18日>記載