週間東洋経済の記事に対する感想です。
ツィッターで収まりきらなかったのでブログにアップ。
 
お布施も墓も「低価格化」はもう避けられない

一方、永代供養墓にまで異業種参入組が手を伸ばしてきたことに、
仏教界の一部からは反発の声も聞かれる。
真宗大谷派の僧侶でもあるNPO法人・永代供養推進協会の
小原崇裕代表理事は、
「お寺が担う供養や墓守は墓石と違ってモノではない。
それを業者がモノを扱うように仲介販売するのはおかしい」
と指摘する。

別におかしくはないです。
貨幣経済において値付けが可能な物は流通します。
サービスや権利にも値段はつくのだから、
モノであるかないかは全く関係ありません。

円

墓地を作るときに開発コストや販売保証を業者に押しつけといて
格安業者がでてきたときだけ文句をいうのはどうなのでしょう。
そもそも格安業者に墓地を提供しているのも仏教界ですからね。
文句は外部ではなくまず身内である仏教界に言わないと。

一般消費者から見て我々葬儀屋さんは仏教界に近いポジションなんでしょうけど
それでも仏教界のお金に対する説明は、いつも腑に落ちません。
一般消費者にとってはなおさらでしょう。

僧侶の皆さんがやるべきは格安業者に負けない付加価値をつけるか、値下げか
どちらかしかないのではないでしょうか?
もちろん値下げはいづれ行き詰まりますが。

墓地は宗教法人か自治体くらいしか所有できないという法律を
いっそのこと無くしたらどうかな、と思うときがあります。
マンションみたいに行政のチェックだけを厳しく機能させておけば
宗教者に払うコストが浮いて、安く消費者に販売できるのかも
と考えてみるのですが。 


<2015年08月22日>記載