パシさんというアフィリエイターの方がいます。
 SEO関係の記事を以前からお書きになっていて、有益で良心的な内容なので
このブログを立ち上げた頃からずっと参考にさせて頂いています。
 
以前設立された法人のサイトで
葬儀サイト作ろうかどうか迷っている、というようなことをお書きになっていたと思うのですが
ついに完成されたようです。

そのサイト完成までに至る顛末を
ブログに書かれています。
インターネットPC

仕組みとしては
ネットで集客力のある葬儀情報サイトを作り、
そこから葬儀社紹介会社に送客することで
成果報酬を得る、というもののようです。

ところが
どうも御本人にとってサイトが不本意な完成度であったようで、
広告主である葬儀社紹介会社の対応に不満をお持ちのようです。

確かに僭越ながら葬儀の専門家から見ると、パシさんらしからぬ
薄いコンテンツになってしまっています。
あと間違っているところもちらほら。
この原因は大体予想がつきます。

なぜなら
アドバイスがもらえるはずの広告主である葬儀社紹介会社には
お葬式のことを知っている人がほとんどいないのです。
全く知らないと言っても過言ではありません。
世代的に喪主をしたことはおろか、参列したこともない。
だからお葬式に関してはそこらへんのおじさん、おばさん以下の知識量です。
WEB製作会社で働いている、っていう意識だから
葬儀のマナー本すら読んだことがない、って言う人も多いです。
だから葬儀のことを質問しても、ちゃんとした答えが返ってこなかったはずです。

次に葬儀社紹介会社はアフィリエイトサイトには冷淡だと思います。
彼らの集客はほぼ100%ネットからで、
いや正確に言うと彼らの仕事のほぼ全てがネットから集客することなのです。
予算の多くを、自身のサイトから集客するためにつぎ込んで、
ということを繰り返しています。
そして集客したら今度はそれを葬儀社に送客して、紹介手数料を得るわけですね。
だから同じネットを使った集客媒体であるアフィリエイトサイトからのさらなる 送客って
同じ顧客セグメントの共食い状態みたいなもんで
彼らはほとんどありがたみを感じないんじゃないでしょうか?
その集客方法なら我々が直接やるよ、という感じで。

だからパシさんは広告主を葬儀紹介サイトでなく、ネットに弱いとされる葬儀社にしたら、
もっとありがたがってもらえたのかもしれません。
ただしそうするとマーケットを全国レベルのボリュームに持っていかないと
コストとの釣り合いが取れないと思います。
しかし全国展開している葬儀社っていないので
各エリアの葬儀社と個別契約で、っていう方法でやっていくと
結局葬儀社紹介会社を作らざるを得なくなる→イニシャルコストとランニングコストともにかかる・・・

こう考えていくと葬儀のアフィリエイトサイトって
全然おいしい商売ではないのかもしれません。

さていろいろ書いて参りましたが
私がこういうネット商売のことを、緩いながらも
少なくとも自分の専門分野について語れるようになったのは
これまでパシさんの記事を拝読してきたからです。
今後とも長く情報を発信し続けて頂きたいです。


<2015年09月23日>記載