先日こんな判決がありました。
以前からずっと私は「葬儀費用が出せなかったから遺体遺棄を行った。」
という犯人の供述(苦しい言い逃れ)をマスコミは垂れ流すな、という主張を行っています。

理由は
・遺体遺棄の多くが、葬儀費用が払えないから、ではなく
年金の不正受給が目的のケースである。
・次に多いのが無知もしくは判断能力に支障があるケース(と思われる)。

そして彼ら彼女らは警察に問い詰められると「葬儀代金が払えないと思った」と答え、
それがまたそのまま報道されるというマッチポンプ。
さらに報道が繰り返し行われることによって、
真に受けた人達が遺体遺棄を行ない、さらに状況を悪化させる。

・この報道が繰り返されることで左寄りの人が
こんな悲劇が起こるのは日本の葬儀費用が不当に高いからと訳知り顔で言い始める。
(実際テレビやネット上でそんな意見が散見される)
そもそも「葬儀代金が払えないと思った」と言っている人は
では実際にいくら必要なのかを恐らく知らないでしょう。
お金

本当に葬儀費用(火葬する費用)を支払えないくらい貧しいなら無料です。
→生活保護→火葬費用は行政が負担という仕組みがあります。
直接葬儀社へ依頼した場合でも、火葬のみなら探せば10万円以下でできます。
そういった現状を考えると裁判官の
「遺体を放置したのは事実だが、経済的に苦しく葬儀費用が出せないなど動機は消極的だった」
「困ったときは周りの人に相談すれば助けてくれることを忘れないでほしい。」
という今回の 発言は的外れだとおもいます。
経済的に苦しくても火葬だけなら行えます。
周りに相談できない事情(助けてくれる人がいない、どこに相談していいのか調べる能力が無いなど)があるからこの事態になったのでしょうし。
今後マスコミがやるべきことは、容疑者がしゃべった苦しい言い逃れを垂れ流すことではなく
お金が無い人にはこんな葬儀の仕組みがある、と啓蒙することではないでしょうか。


<2015年12月30日>記載