読売新聞の次は毎日新聞の記事にツッコんでみます(^^;)

毎日新聞の編集委員が日本葬送文化学会の論文に分析を加えているのですが
(元の論文はまだ読んでいないので、記事からの推測です)
葬儀の<開始時刻>が70年代まではほぼ午後だった、というのは意外だった。それからどんどん早くなって、13年は午後の開始は35%以下に。(中略)私は首都圏で通夜と告別式が一体化したことが背景にある、とにらんでいる。全国から新幹線や飛行機で来て通夜と次の日の告別式にささっと出て、その日のうちに帰っていく。だから告別式は朝から。みんな忙しいのだ。
これはどうでしょうか。
確かに通夜の日に泊まる人がいるから午前出棺という方もいらっしゃいますが、
一方で葬儀の日に朝イチで地方からくる人が多いので
午後出棺にするという人もいらっしゃいます。

午前出棺が増えてきたのは、
死亡者が増えたにも関わらず火葬場は増えないので、
午後出棺にこだわっていては火葬炉の予約が取れないから
というシンプルな理由なのではないでしょうか。
新聞
 
<葬儀の場所>の項目で注目したいのは「寺院」。もともと20%程度だったのが、80〜90年代には35%前後に上昇し、そのあと元に戻った。そういえば最近、「葬儀はお寺で」とうたった広告をみるようになった。寺院も必死なのだろう。 
統計を「死亡記事」から取っているということは、
対象者は著名人や社葬クラスの人々ということですよね。
80〜90年代は大規模葬の参列者がピークになっていた頃なので、
キャパシティ的に(青山斎場を除けば)本願寺や増上寺などの大規模寺院を使わざるを得なかった
ということではないでしょうか。
その後バブルがはじけて社葬の参列者数が小規模化してきたことと、
ホテルがお別れ会の営業をかけ始めたので
(大規模な)寺院の比率が下がったのではないでしょうか?
だから「寺院が必死」かというと
ほとんどの寺院にはあまり関係の無い話なのでは?
変化はたぶん一般の葬儀で始まり、有名人にも広がったのだろう。 
これは逆です。
密葬に限らず告別式、花祭壇、香典供花辞退、散骨など大体有名人が行い始めたスタイルが
一般人に影響を与えているケースが多いと思います。

以上、 毎日新聞の記事にツッコんでみました。


<2016年03月25日>記載