先日あえてタブーに触れる文章を書いた。
今回は↓この記事が掲載されたことをきっかけとして
あんまり気が進まないが、
葬儀全般を網羅するブログとしては避けて通るのもどうかと思い
今回限り「喪服を性的対象とする人達」について考えてみた。
ここでは喪服を黒い和服と限定せず
葬儀の時に着る衣服として広く捉えたい。

冒頭で断っておくと今回結論はない。
性癖に正しいも間違いもないと思うから。

さてコンビニに置いてある成人雑誌の見出しを見ると
喪服を性的対象とする人達が一定数いると思われる。
(以下喪服フェチと称する)

性癖というのは複雑怪奇なもので、どういうプロセスでそんなところに行っちゃったのか
というケースを事件報道でたまに見かける。
ハイヒールを何百足も盗むとかね。
女性は「気持ち悪い」の一言で切って捨てるかもしれないが
異常性癖者もそういう性癖になりたくてなったわけではないだろうし、
異常性癖自体に善悪はなく、社会との共存が大事だと私は考えている。
職場に女性の裸が載っているスポーツ紙を持ってくるオッサンと、
こっそり自宅でセーラームーンのコスプレ着て鏡の前でクルクル回っているオッサンと
どちらがより異常かというと後者の方が異常だと思う。
しかし社会との共存、つまり他者に迷惑をかけないという観点を重視して
私は後者を評価する。
いや、、待った。
評価はしない。
評価しないが
こっちの方がまだマシだと思う。

えーと何の話をしてたんだっけ。
そうそう

大体喪服フェチと一言で言っても
・いわゆる和服だけなのか
・それともアンサンブルみたいなのも含むのか
・さらに細分化してパンツスーツはどうなのか
・スーツ男子という本があるが、女性も男性の略礼服に対して思うところはあるのか
・葬儀に参加するというシチュエーションが重要なのか、それとも単にデザイン上黒い服が良いのか、その両方か
スーツ男子

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というところが見えてこない。
もしかするとさらに思いもよらない細分化された意見がでてくるかもしれない。

このあたりで女性読者はついてこれているのだろうかという一抹の不安をかかえつつ
恐る恐る話を先に進めたい。

さて私が喪服フェチについて考えることは
喪服フェチの人は葬儀の現場を知らないから性的対象にできるのでは?
というもの。
葬儀の現場の人間にとっては喪服は誰か大切な人を亡くしたという記号で(←ネガティブな意味での「記号」ではない)、
お気の毒にという思いはあるが、当然そこに性欲は入ってこない。

仮に遺族の1人がプレイメイトで、故人が好きだったのでとかいう理由で式中にポールダンスを始めたとしても
そこに性欲は入ってこないだろう・・・ってたとえが分かりづらいわ。
そもそも自分は肉食系女子が苦手なのになんでこんな分かりづらいサンプルを挙げてしまったのか。
エディマーフィかよ・・・ってツッコミも分かりづらいし。
(ほらエディマーフィってポールダンス見て「ウッヒョー」って言ってそうじゃん。
あくまでも俺のイメージだが。)
ポールダンス

さて性欲に善悪は無いと言っておいてなんだが、
もし喪服フェチを公言する人に会ったら
上記の理由で正直生理的嫌悪感を私は感じるだろう。

エヴァンゲリオンの綾波レイつながりで包帯フェチの存在を知ったのだが
同様にあれもおそらく医療関係者は包帯の人に対して気の毒と思うだけで
性欲は入ってこないだろう。

ということで喪服フェチは葬儀経験が無いために喪服を性的対象にできるのではないだろうか。

それとも
・日本人は和服が似合う
・黒い服は凜として見える
というような単に視覚的なことなのだろうか。
しかしそれは「美しく見える」や「似合っている」であって
性的対象と常にリンクしている話ではないと思う。

といろいろ論じてみたけれどやっぱり愉快なものではないな。

ところで今ふとおもったのだが
台湾や中国のように葬儀に性的要素を入れている地域で、思春期に葬儀に参列した人達ってどうなんだろう。
なんか歪んだ性的衝動を育まれている様な気がするが、大丈夫か?
大丈夫か、って誰に聞いてんだ。 
でもエロスとタナトスの親和性を考えると別にいいのか?
いやよくないと思うんだけど。
どうよ?



<2017年02月18日>記載