家系図を作ってみました。

日本人が好きなのは特定の宗教(仏教や神道や儒教)ではなく
先祖供養だという説があります。
今回家系図を作ってみていろいろな発見がありました。

□家系図を作ろうと思ったきっかけ
 
私の父方の両親つまり祖父母は、私が生まれたときにはすでに他界していました。
そのため私は会ったことありません。
先日既に亡くなっている両親のアルバムを整理している時に
その祖父母の名前すら知らないことに気づきました。
これではいけないと思い祖父母の名前を調べることにしたのですが
だったらいっそのこと家系図を作ってみたらどうかと考えました。
行政書士や司法書士の方が家系図の作成サービスを行っていますが
当然それなりの費用はかかります。
そこで自分でやってみようと思い挑戦してみました。
群衆3

□必要な手続き

まず実家の役所の戸籍課に電話を入れました。
「家系図を作りたいのでできるだけさかのぼって戸籍が欲しいのですが」と伝えます。
すると以下のものを送ってくださいと言われました。
1.戸籍謄本抄本請求書・・・役所のホームページからを印刷できるので記入してください。
 自治体によって書式が異なるようです。
2.定額小為替・・・郵便局で定額小為替を購入して同封してくださいと言われました。
(ちなみにその時言われた金額の定額小為替を同封したのですが、
後日役所から電話かかってきて枚数が予想より増えてしまったので申し訳ないけれどもさらに定額小為替を追加で送って欲しいと言う連絡がありました。最終的に除籍謄本5通と原戸籍謄本2通でしめて5,250円でした)
3.身分証明書・・・免許証コピーを用意しました
4.返信用封筒・・・切手を貼ります。余談ですが書類枚数が非常に多くなったので普通サイズの返信用封筒(長4というサイズ)はパンパンの状態で届きました。念のため大きめの封筒にした方が良いかもしれません。
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<http://www.city.fukuchiyama.kyoto.jp/life/entries/001199.html>

□戸籍の見方

1週間ほど経ってから書類が届きました。
曾おじいさんまで記録が残っていたようです。 
昔の戸籍の原本は80年保存されるらしいのですが
結局明治時代の初期ぐらいまではさかのぼったことになります。
注意点として通常は両親の直系しかさかのぼれないようです。
もっと範囲を広げたいのであればプロ(行政書士や司法書士)の手を借りるしかないのかもしれません。

書類の見方です。
私にはどれが除籍謄本でどれが原戸籍謄本なのかすら識別できなかったのですが
初見でも続柄が書かれているので、
それをたどっていけば大体のことはわかると思います。
難しいのは明治大正あたりの女性の名前です。
「すゑ(え)」とか「ゐ(い)ち」など
旧仮名遣いで表記されている場合が多いので
現代人の私にはすぐにわかりません。
旧仮名遣いが掲載されているサイトを参考に読み方を調べてください。
戸籍謄本

□どうやって家系図を作る?
次にその戸籍謄本をもとに家系図のチャートを書いていきます。
さて何を使うかです。

専用のアプリ・・・汎用性がなさそうなのでやめました。
 親戚にデータをあげたりすることもあるかもしれませんし。

マイクロソフトオフィスのサイトのテンプレート・・・
 マイクロソフトのサイトで家系図のテンプレートも用意されています。
 しかしあまり使い勝手が良いと思いませんでした。

オフィス系ソフトのスマートアート・・・
 ピラミッド形式の系列図はあるのですが家系図の構造にそぐわないのでこれも×

結局後で変更したり追加説明を入れたりすることを考えると
オフィス系ソフトの図形と線を組み合わせるベタな方法が1番確実
という結論に達しました。
基本wordでもExcelでもPowerPointでもいいと思うのですが
私はExcelを使いました。

そしてできたのが↓このチャートです。
(人名伏せるために粗く加工したら線が一部消えてしまいました。あくまでイメージということで)
大体30分くらいで完成しました。
図形のボックスの中に名前と誕生年月日、死亡年月日、その他追記事項のテキストを入れています。
家系図キャプチャ

□家計図を作ってみて
 他人から見ればその家の家系図は単なる血縁を表した図に過ぎないかもしれません。
でも今回戸籍を取り寄せて家系図を作ったことで
自分の知らなかった新たな「過去」をいくつか知ることができました。
自分の祖父の兄弟の1人が10代でなくなっていたり
姉の一人は養子縁組をしていたり
その時代時代の背景を想像せずにはいられません。
いろんな出来事があって今の自分があるということと
その血の流れを引き継いでいるということを改めて考え直す機会を得たことは
感慨深いものがありました。
人によっては知りたくない事実を知ってしまうことがあるのかもしれませんが
私はやって良かったと思います。

家系図作りに興味のある方はぜひ今回の記事を参考にしてみてください。


<2016年12月27日>記載