今回はとても私的な文章なので興味のある方のみ読んでください。

私が大好きだったミュージシャンZABADAKの吉良知彦氏の話です。
以前
老いることの幸福
ZABADAKの吉良知彦氏を悼む
という記事を書きました。

私が最後に吉良さんを見たステージの翌月に行われた
zabadak の30周年記念ライブの dvdが発売されました。

生まれて初めて発売前にDVDを予約して買うということをしたにも関わらず
届いてから1ヶ月間封を開けることができませんでした。 

この30周年記念ライブは2日間行われたのですが
吉良さんが2日目のライブの途中で倒れて病院に運ばれてしまうというアクシデントが起きます。
吉良さんを欠いた状態にもかかわらず
サポートミュージシャンの協力を得てライブは無事終わりました。
しかし吉良さんはその数ヶ月後になくなってしました。

その「結末」を知りながらこのDVDを見るとやっぱり辛いです。
特に上野洋子が抜けた後
ZABADAKのメンバーとなり吉良さんのパートナーとなった小峰公子さんの
ライブを続けようとする必死の頑張りを見ていると辛くて結局全部見ることができませんでした。
おそらく小峰さんがこんなに頑張ってるのに
やっぱり自分にとってZABADAKの女性ボーカルは上野洋子であるので、
申し訳ない気持ちが増幅されてしまうので余計辛いのだと思います。

最後に同封されていた吉良さんのメッセージの最後の部分を引用します。
今後、自分の体調管理を責任をもち二度とこのようなことのないよう努めることを誓つたうえで、56歳吉良知彦この夜のライブを作品として残すことを決断しました。「こんなこともあったねJと笑って振り返ることが出来る日が来ることを信じて、僕は小峰公子とzabadakを続けていきます。
これも辛い。私にとっては何から何まで辛いDVDでした。
小峰さんと吉良さんにとって、本意ではないのでしょうが、
このDVDはしばらく封印しておくことにします。


<2017年05月09日>記載