異業種から葬儀屋さんにマネージャー(管理職)として転職した人へのアドバイスです。
葬儀社内で一番バカな人と重要な人
以前こういう記事を書きましたが今回はその続編にあたります。

おそらく社内では現場組からバカ扱いされていることかと思います。
いやいやそんなことはない、というあなた。
そういう認識ならば(もしくはそれに気づいていないならば)以下の文章は読む必要はありません。
今回は組織論ではなく個人の幸福についての話ですから。
つまり、現場組から見て立場上は上司ですから面と向かってバカといわれたことはないが
そういう「空気」に関するアンテナを持っていてそれゆえ悩んでいるマネージャー向けの話です。
上司
ここでやりがちな失敗は実務をヒアリングとテキストで覚えようとすることです。
残念ながらそこをどんどん深掘りしていっても事態は好転しません。
なぜなら葬儀屋さんにとって遺体に触れたことのない人は常に「あっちの側の人」だからです。
上品でない例え方をすると、AVしか見たことないのに女を語る勘違い童貞野郎に過ぎないのです。

それならば、と一度恥をかきまくる覚悟で現場と同じポジションで実務を経験するという方法があります。
しかしそれで現場組との心理的距離は縮まるかもしれませんが、
現場スタッフのワンオブゼムになってしまってはキャリア戦略的に意味がありません。

ここで本来やるべきことは葬儀現場の知識を身に付けることではなくて
マネジメントの能力を示すことなのです。
葬儀屋さんはマネジメント能力を持っていません。
葬儀現場上がりでマネージャーのポジションにいる人がやっていることは
兄貴として振る舞うことであってマネジメントではありません。
その為マネジメントというのはどういうものなのかということを誇示する施策をどんどん打ってけばいいのです。
効率的な労務管理とか、無駄なオペレーションの排除とか、システムの導入とか。
最初は一時的に抵抗にあってさらにバカ呼ばわりされるかもしれませんが
施策の効果がでてくれば、状況は変化していくでしょう。
非現場者が現場組から信頼と尊敬を勝ち取るにはそれしか方法がありません。

そもそもマネジメント能力がなかったらどうすればいいかって?
また転職してください。


<2017年07月22日>記載