ずっと私の出版記念キャンペーンが続きましたので
たまには他の方の本もご紹介ということで。

今回ご紹介するのはこの本。

家庭でできる法事法要
お坊さん無しで家族だけで法事をしよう!という本。
そのやり方を、冗談なのかというくらい微に入り細に入り解説してくれてます。

法事のコースも
10分、15分、30分、45分、60分とそれぞれ用意されていて
マッサージか!

監修はあの橋爪大三郎氏。
この本にどこまで手を入れているのかは不明です。
おそらく仏教解説に間違いがないか確認したくらいだと思われます。
なぜかっていうと、お経や仏教解説以外に
法事の時にみんなで食べる料理レシピ、なんてのまで載ってるから。
またこの料理の写真が、露出を抑えていて画面暗めですごくまずそうなんだ。
線香images

最も秀逸なのは中高生の「難しい年頃」の子供が居た場合、法事を行う際の対処の仕方を
2ページにわたって解説しているところ。

一部を抜粋。
子どもの帰宅が遅れたら……
(中略)
中学生、高校生の場合は、セレモニーがあると知っていて、わざと遅れている(つまり、出席するのを嫌がっている)と考えられますから、連絡もなしに遅れている場合は、帰宅を待たすに、家にいるメンパーだけで始めるべきです。
(中略)
「今日は何時からセレモニーだから、早く帰ってくるんだよ」
とまで言ってしまうと、逆効果です。というのは、こう親に言われて時間どおりに帰ってくると、自分の主体性がないことになるので、自分の主体性を証明するために、わざと遅れて帰ってきたりするからです
(中略)
下の子にはテレビやゲームなどほかのことをやらせず、家族が集まってただ待ちます。「お兄さん/お姉さんも、家族の一員だからちゃんと待った。でも、時間を守らないお兄さん/お姉さんが悪い。いつまでも待つわけにはいかない」という文脈が生まれます。
(中略)
途中から参加した場合は、
「遅かったね」「どこへ行っていたの」
などと余計なことは言わずに、なにごともなかったようにセレモニーを続けます。このことで、「セレモニーのほうが大事」「参加するのが当然」という文脈が生まれます
あの・・・めんどくさいんですが(^^;)
これってとことんマニュアル化することによって、
マニュアル社会に対するアンチテーゼをおこなっているのか・・・

いやそんなわけないな。

とはいえ「セルフ法事によって生活の中に仏教を」取り込もうという発想は非常に良いと思います。
この企画を考えた編集の人に拍手!
ニヤリとしつつも、実用的な本です。


<2017年07月08日>記載