2017年11月22日の日経新聞朝刊を読んでいたら・・・
グッドデザイン

お墓が2017年グッドデザイン金賞を受賞している!

それもうんこ漢字ドリルと同じ並びで!っていうのはどうでもいいが。

そもそもグッドデザイン賞ってよく見かけるけど、どういうものか知らなかったな、ということでウィキペディアで調べてみた。
公益財団法人日本デザイン振興会の主催で、毎年デザインが優れた物事に贈られる賞であり、日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨の仕組みである。
経済産業省管轄のイメージだったが、公益財団法人の運営に移っていたらしい。
2017年は
審査対象数:4,495件
受賞件数:1,403件
3割が受賞できるというのは意外と大盤振る舞いな感じだ。
ちょっとモンドセレクション感がでてしまって残念。

とはいえ金賞はやっぱりすごい。

というわけでこのお墓のサイトへ。

このお墓は広告でも2016年度第65回朝日広告賞 を受賞していました。

仕組みは単なる永代供養墓なのですが、墓石にデザインと機能性を持たせたのが新しい。

身体感覚で捉えられる親しみやすいかたちを考えました。手を合わせる/頭を垂れる、立ちあがる/腰を落とす、触れる/抱きしめる。お墓を前にした様々な所作や立ち振る舞いと、来訪者の身体との関係をかたちに置き換えてデザインすることで、新しいお墓のかたちとしました。

「触れる」というコンセプトは、これまで芸術作品にはありましたが、墓石に持ち込んだのが斬新。
仏壇とお墓は「故人との対話デバイス」ということを私は以前から申し上げてきましたが
この基本を外さなかったのも、成功の要因でしょう。
強いて言えばデザインはこれで良いとして素材でもう一ひねりできる余地はありそうな・・・
大理石はどうしても触感が冷たいので。
ただ屋外でのエイジングを考えると選択肢は狭くなるのでしょうね。

運営するお寺のサイトに行ってみると

良い意味で葬式仏教のことを考えています。
手紙をテーマにするなど仏教界に欠けているマーケティングとビジネスのセンスをお持ちのようです。
もちろんほめ言葉です。

衰退する仏教界の光明となりますように。


<2017年11月23日>記載