先日
葬儀費用を事前に預ける理由が分からない
という記事を書きました。
葬儀ブローカー(インターネットで葬儀屋を探す顧客を集客し、葬儀屋に送客して紹介手数料をもらう。自身では葬儀を執り行わない)の「みんれび」が事前に葬儀費用を自社で預かるとサービスを始めたが大丈夫か、という内容です。
顧客の葬儀費用を預かったまま倒産するリスクを指摘しました。


小さなお葬式は納骨堂の紹介もやってるので、おひとりさま向けに納骨までワンストップで行えるサービスになっています。

さらに重要なのは葬儀費用を自社で預かるのではなく信託会社に委託していることでしょう。
これなら小さなお葬式が倒産しても預けたお金は全額戻ってくるので、倒産リスクを回避しています。
また契約を解約する場合は5万円の手数料を払えばいいらしいです。

これをやらない「みんれび」がおかしいだけで
当たり前の話なんですけれどね。

現在のところ後発の小さなお葬式の圧勝と言えるでしょう
お金

ところでここまで書いてふと思ったのですが「小さなお葬式」の親会社は某大手互助会ですよね。
葬儀社を紹介してる機関が、特定の葬儀社の子会社であるのは透明性公平性の点からいかがなものかという指摘が葬儀業界内にはあるのですが、その議論は今は置いておきます 

互助会が倒産した場合、預けていたお金の半分しか保護されない、つまり半分しか顧客の手元に戻ってこないという仕組みです。
それから積み立てたお金を解約しようとすると15%〜20%の解約手数料を払わなければいけません。(最高裁判決で解約手数料を取りすぎという判決が出ましたが互助会全体としては積極的にそれを受け入れておらず、情報も開示していません。  参考記事:結局互助会の解約手数料は格安になるのか、を調べてみた

それを考えると葬儀費用を用意できている人が契約するなら
親会社の互助会ではなくて子会社である小さなお葬式と契約した方が安全でお得ですよね。
互助会と契約する理由がありません。
子会社にこんな仕組みを作らせるとは親会社の互助会が、互助会のシステムの行き詰まりを認めていることにならないのでしょうか?


<2017年11月29日>記載