今回のお話は葬儀社のホームページは質量ともに不十分である
という上から目線<(_ _)>のお話です。

全国の葬儀社ホームページの大多数に当てはまる欠陥は
「テキスト(文章)が弱い
ということではないでしょうか。
言い換えれば情報が少ない、また表現が拙(つたな)いということです。
(大丈夫か、俺。こんなこと言って(^^;)

近所の葬儀社のホームページのページ数を調べてみてください。
(GoogleやYahooで「site: そのホームページのアドレス」と入力すると、ホームページのページ数が表記される)
100ページを超える葬儀社のホームページはまれです。
本で言えばペラペラの厚さです。
ホームページを持っている葬儀社はまだ良い方で、下手をすると、全国区では半数の葬儀社がまだホームページを持っていないかもしれません。

テキストが弱い理由は、社内にテキストの書き手がいないので、
ウェブ制作会社にテキスト執筆も丸投げ
しているからだと思うのです。

なんでウェブテキストの書き手がいないかというと、葬儀社従業員は文章を書かないし、文章のスキルを磨く機会もないからです。
そもそも葬儀の仕事をしながら文章で何かを表現する人は変人か超人です(^^;)
(ホントすいません。今回トバしちゃってます)

葬儀社の業務は24時間対応のため、勤務体系が不規則で睡眠時間も十分取れないことが多いです。
また屋外での長時間の肉体労働も要求され、遺族相手のサービス業のため神経もすり減らします。

こんな労働環境で、報告書のたぐいはともかく、外部に向けた文章を書く時間と意思があるというのは、かなり奇特だといえるでしょう。

例えば私が「読み応えのある葬儀のブログ」だと思うのは

柴田典子の葬儀の話でごめんなさいhttp://blog.goo.ne.jp/shibatanoriko

旧東海道を寄り道しようhttp://blog.livedoor.jp/daddy101s/

碑文谷創のはざまの日々 http://romagray.cocolog-nifty.com/himonya/

などですが、書き手はみなさん、葬儀屋さんではありません。
強いて挙げれば、葬儀社の経営者の書くブログには、たまにおもしろい内容の物もがありますが・・・
現場の葬儀屋さんが書き続けていて、かつ同業者が読んでもおもしろいブログというのは少ない気がします。良く探せばあるのかもしれませんが・・・
それから長期間(せめて2年以上)続いているブログも少ないですね。
葬祭業を辞めてしまったか、書き続けることができなくなったか、でしょう。

そんなわけで話を戻すと、本来なら消費者にとって貴重な体験情報を持っているはずの葬儀社従業員が、情報の言語化の作業を行うことは少ないのです。

こんな状況で、まぁとりあえずホームページを作っておこうという考えでは、ウェブ制作会社や外部のライターにホームページコンテンツ(中身)の作成を依頼するしかありません。
その結果、多くの葬儀社のホームページでは、ウェブ制作会社自身もしくは外注したライターがテキストを書いているはずです。
ウェブ制作会社のスタッフは世代的にも葬儀のことなどまだ真剣に考えないし、知識もそれほどないでしょう。
その結果、見た目はさわやかな写真入りのホームページで、会社概要と葬儀会館の地図とおざなりな社長のコメント(お客様の立場になってとか)が載って終わり、というホームページが出来上がります。
なかには、他の葬儀社のホームページのコピーとペーストを繰り返しただけの盗作ホームページもたくさんあります。
こんな葬儀社のホームページは消費者の役に立たちません。

いままで消費者に情報が伝わっていなかった分、葬儀社のホームページが情報発信において担う役割は小さくないと思うのですが、どうも葬儀社側の情報の供給が追いついていないと感じます。

「消費者に対して十分な正しい情報を伝える」ということは、
サービス業に必要不可欠なホスピタリティの一つではないでしょうか?

現時点(2009年4月)で私のブログもまだ40ページぐらいなんですけどね(^^;)
あえて自分を追い込むためにこんな文章をアップしてみました。


<2009年04月10日>記載