前回(なぜ葬儀屋は嫌われるのか 3/4)からの続きです。

形魑群阿脇が悪いくせに稼いでいる

あえて挑発的なタイトルにしてみました(^_^;)
要は能力以上の給料もらっているんじゃないかってことです。

稼いでいるっていうのは分かるけど、頭が悪いって世間は思っているのかな
という懐疑的な意見もあるかもしれませんね。

でもお医者さんのこと考えてみてください。

高収入・遺体にも触れる・過酷な労働条件 ってところまでは、葬儀屋と同じはずなのに、医者は社会的ステータスが高いですよね。
医者は命を救っているからという意見もあるでしょう。でもすべての医者が脳外科のように生命に関わるレベルの治療を行っているわけではないので、その反論も決定的ではないかなと。

とすると
医者は受験勉強を一生懸命やって、難しい大学に入るという選抜を経て今のポジションを得たが、葬儀屋は穢れた職業に就くという「恥」を捨てるというハードルを越えただけで高収入はけしからん
という意見の部分が大きいのではないかと思うのです。

いやいや、世間はそこまで思っていないよ、といわれるかもしれません。

しかし・・・
葬儀業界自身が、葬儀屋はバカだと思っているフシがありまして。
というのは葬祭ディレクター試験という葬儀業界の資格試験があります(私もこの資格を持ってます)

この試験科目の一つに「接遇」っていうのがあります。

これはお客様への挨拶の実演をするっていうものなんです。例えば
「○○葬儀社の○○と申します。
このたびはご愁傷様でございました。
これから打ち合わせを始めてもよろしいでしょうか。
本日はよろしくお願いします。」
というような挨拶を2分間の制限時間に行います。

これを聞いたとき、何の目的でこんなことするのか訳が分からなかったですね。こんな挨拶、誰でもできるだろう、って言うのが正直な私の感想でした。

後日この接遇の目的を関係者に聞く機会がありました。
その方の話によると「いや、この挨拶すらちゃんとできない葬儀屋がいるんだよ。敬語の使い方なんてメチャクチャだよ」
とのこと。

んー、でもそれって葬儀屋以前に社会人としてダメなのでは(^^;) 
まさか、葬儀屋は社会人以下でも何とかなるってことか
ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!

で、実際のところ、葬儀屋ってそんなにバカなのかっていう問題なんですが。
私の印象としては確かにアカデミックな教養がない人は多い。本は読まないし、ITにも弱い。
けど実践的な問題解決能力という頭の良さを持つ人は多いという印象ですね。機転が利くというんでしょうか。
どっちかというと私は理屈をこねるのが好きな書生タイプなので、上記の様な頭の良さを持つ人には実務ではかなわないなと思います。

決して学歴や教養と収入がリンクしなければいけない訳じゃないでしょうけど、潜在的な世間の感情としてはやっぱり、葬儀屋儲けすぎという、やっかみ半分の意見があるのではないでしょうか。
この点はまた機会を改めて掘り下げたいと思います。

いろいろ書いてきて自分の文章を読み返してみると、
葬儀屋さん、消費者、保険業界、みんなにケンカ売っている(^^;)
もし不愉快になった方がいらっしゃったらすいません。
<(_ _)>
多少の向かい傷は覚悟してます。

でも消費者の方と葬儀屋さんの関係がもっと良くなることを願っているという点だけは分かってもらえたら、と思います

最後までおつきあいいただいてありがとうございました
<(_ _)>


<2009年04月26日>記載