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葬儀担当者の責任




今回は葬儀担当者の責任についての話です。

だいたい1件のお葬式に担当は一人です。
通常病院にお伺いする→打ち合わせ→葬儀施行→アフターケア
と行うわけです。

その間に起こるトラブルはすべて担当の責任である
と思うようにしています。

例えば式中に大地震が起きて、式が中断する様な場合でも担当の責任と思うくらいの心がけで。
(普段は無責任な人間なんですけどね。こと自分が担当するお葬式に関しては、ね)
葬儀担当者としての成長のためにはそれくらいの気持ち
でちょうどいいかなと。

その気持ちがあれば、何かあっても喪主さんから責められることはないと思います。

自分が葬儀屋の担当を始めて間もない時、ある貸し式場を使いました。
出棺の際、2階の式場から、エレベーターで御棺を移動している最中、エレベーターの誤作動で、御棺をお乗せしたまま1階と2階の途中で停止するというハプニングが。
スタッフは御棺と一緒にエレベーター内に閉じ込められたまま。
全くの想定外で、ひたすら遺族の方に謝罪しました。
なんとか20分ほどで修復し、出棺することができ、事無きを得ましたが。

そのときの喪主さんですが、私にほほえみながらこう言いました。
「おじいちゃん、きっと焼かれるの嫌がってんのよ」

私、お客さんには恵まれているんですよ(⌒-⌒)











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