前回(葬儀屋の給料について 1/2)の続きです。

葬儀屋の給料って実力を反映してます

なぜなら葬儀屋の人件費には市場原理(=競争原理)が働いているからです。

消費者が葬儀社を選ぶ際には、情報格差のため市場原理はなかなか働きません。ダメな葬儀社でも消費者に選ばれてしまう。しかし葬儀業界で働く人の収入に関しては市場原理が適正に働いているのです。

なぜなら葬儀業界は規制が無く人材が流動的だからです。

一般的な規模の葬儀であれば一人の担当と数名のサブスタッフで施行されます。
無宗教葬をのぞけば葬儀の様式もほとんど変わりません。
また大手の葬儀社であろうが零細の葬儀社であろうが一人の担当が責任者として施行する構造は同じです。
そして多くの葬儀担当者は打合せ、設営、司会などゼネラリストとしてのスキルを持っています。
ですから勤め先を変わっても葬儀担当者としてのスキルをそのまま使えるわけです。

料理人と同じといえば分かりやすいでしょうか。
料理人がより良い労働条件を求めて勤め先を転々とするように、この業界も人材は流動的です。

通常規制が無く、人材が流動的であるならば競争原理が働き、給料は能力に応じた物になります。
ですから優秀な葬儀屋が安い賃金で働いているということはありえないのです。

例外的に駄目な担当者が、バックマージンなど社内不正をはたらきながら高い収入を得ている悪質なケースは確かにあり得ます。しかしそのような間違った部分は今後淘汰されると思います。
だから葬儀業界に身を投じようと考えている方はそんな収入はあてにしないでください。というかそんなこと考えている奴は葬儀業界に来ないでください。

たまに葬儀屋さんのブログで
「自分の収入は300万円」とおっしゃる方がいますが、
ウソを言っているか、契約社員の方か、よっぽど働きが良くないか(失礼!)のいずれかではないでしょうか。



<2009年05月10日>記載