今日この本を読みました。

世界一利益に直結する「ウラ」経営学
日垣 隆 (著), 岡本 吏郎 (著)

で、思ったことですが。

良くプライシング(値付け)に関する本を読んでいるとこのエピソードが出てきますよね。
「ずっと売れなかった10万円の宝石が、間違えて値札を100万円にしたところ、すぐに売れてしまった」

これは買い手が価格から商品の質を判断したからなんですけど、結果的に高級なものを買ったという満足感が残るっていう話です。
安易な安売りを戒めるエピソードでもあります。

この本の中でも
衰退産業こそあえて高価格のプライシングで攻めるべき

と述べられています。
費用

でこの考え方を葬儀価格に応用できるかって考えてみたんですが・・・

やっぱ、無理だわ(^^;)

ちょっとここ最近ネット系の情報収集のやり過ぎて私自身に、低価格化のバイアス(思い込み)がかかってるというのもありますけど・・・
あえて高価格商品を作ってもうまくいく気がしません。
(参照ページ:下落し続ける葬儀費用の構造分析

なぜなら消費者に高価格と判断してもらうためには、それ以前に平均的な葬儀価格のリファレンスポイント(参照点)が、消費者側に存在しないといけないと思うのです。
でないと、その価格が安いか高いかさえ分からない。
しかし、いまのところ、参照点すら存在していないので、
仮に高価格商品を投入しても高価格によるクラス感が認識されないと思うのです。

とりあえずいまは
消費者側が適性価格OR底値を探っている状態です。
世間が葬祭業は衰退産業であるってことに気付くまでこの方法は無理ではないかと。

たまに富裕層の方が金額を気にしないで、ってケースがありますけど、
社葬ではなく個人葬レベルで、そのセグメントにターゲットを絞る方法論が思いつかないです。
仮に思いついても、ここには書かないとはおもいますけど(^^;)

でも
あと2〜3年で買い手側に葬儀費用のコンセンサスができる気がするので
(全く根拠無し。勘です。でも意外と早い気がする。もし外れたらこのページをひっそり消します)
そうなってから、あえて高価格でクラス感を出すってコトが可能なのでは。
そのときには葬儀屋さんはバタバタ潰れ始めていると思いますけどね

あと、上記の内容がらみで、このサイトに注目
http://s04.megalodon.jp/2009-0714-2303-26/www.koukyu.jp/scene/hall.html
この葬儀社のどのあたりが「高級」なんだろう。
気になります。
建物の前に止まっている車は思いっきり軽自動車だし(^^;)
ウチに来るような客にはフリーダイアルなんか必要無いって、強気なところが「高級」なのかもしれませんね。


<2009年07月18日>記載