葬儀業界にも国債と同じように「格付け」機関があります。
今回はそのお話しの2回目です。

前回お話しした全葬連の「葬祭業安心度調査」とは別に
もう一つJECIAという葬儀社格付け機関があります。
http://www.jecia.co.jp/

ここ(JECIA)はどうでしょうか?

調査2

格付け機関で一番肝心なのは
評価基準が正しいのか
正しく調査されているか
という点だと思います。

評価基準はこちら
http://www.jecia.co.jp/kizyun/kizyun.html

まず審査項目それ自体は正しいと思います。
(得点配分が正しいのかどうかは議論の余地有りですが)

しかし審査項目通り、審査を正しく行えているか
という点においては、まず行えていないと思います。

いちいち検査員がその葬儀社に乗り込んでいって
「経営者や従業員」の「資質・評判」を評価したのでしょうか?
いきなり赤の他人にあなたは葬儀屋の資質無しって言われるんでしょうか?

やだな(^^;)

本当に審査項目通りに審査を行おうと思ったら、会社の帳簿やら書類を全部オープンにして、検査員が会社にある程度の期間、乗り込まないといけないと思います。

で、一番の問題はコレ。

JECIAのサイトには以下のように書かれています。

「JECIA-ジェシアの格付方法の特徴は、厳しく中立性・公平性を保つため、外部の幅広い分野から選任された委員により構成される[評価格付認定委員会]において審査・格付される点にあります。」

しかしこのJECIA自体が、葬儀社のS社が中心になって立ち上げたものです。
そして、S社自身がJECIAの五つ星(最高評価)葬儀社に選ばれています。
まさに自画自賛状態ですね。

本来ならこの点が???なんですが・・・

上記の疑問点を2年ほど前にJECIAに電話で聞いてみたことがあります。
回答の主旨は
「我々もこの審査方法が不十分なことは認識している。
しかし業界発の形でなんらかの判断基準を消費者に示したかった。」
というものでした。

うーん、まぁそう言われるとねぇ。
志としてはそんなに間違ってはいないような・・・

それからS社とは、自分の勤める葬儀社と営業エリアが被っているので、
何人か社員を存じ上げています。

で、みんないい人なんですよね。

だから非難の矛先も鈍ってしまうんですよ(^^;)

結論として
JECIAの打ち出す評価に関しては、
参考程度にとどめておく
というスタンスでよいと思います。


<2009年08月11日>記載