就職


お葬式の担当をしながら日々考えたことを書く葬儀屋さんのブログ。 葬儀費用が心配な方、 お葬式のマナーを知りたい方、 葬儀社への就職を考えている方、 是非お立ち寄りください。
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メニュー:就職:目次
  • 葬儀社に就職したい!人のためのノウハウ2011年版
  • 最近の葬儀業界の労働環境について
  • ゆとり世代は葬儀屋に向いている?
  • 葬儀業界の「採用と面接」について考える 3/3
  • 葬儀業界の「採用と面接」について考える 2/3
  • 葬儀業界の「採用と面接」について考える 1/3
  • 葬儀社に就職したい!人のためのノウハウ 番外編
  • 葬儀社に就職したい!人のためのノウハウ 5/5
  • 葬儀社に就職したい!人のためのノウハウ 3/5
  • 葬儀社に就職したい!人のためのノウハウ 2/5

葬儀社に就職したい!人のためのノウハウ2011年版

以前書いた
葬儀社に就職したい!人のためのノウハウ 番外編
の中で
フューネラルビジネス10月号を参考にしてください、と述べました。
今年も フューネラルビジネス2011年10月号が発売され、
葬儀社売上げランキングが掲載されています。

葬儀社に就職したい!人のためのノウハウ 3/5
の記事の中で
「できるだけ大きな葬儀社に就職しよう」と述べましたが
(理由は記事をお読みください)
このフューネラルビジネスのランキングに掲載されているところなら
「大きな葬儀社」という条件を満たしていると思います。
グラフ
次に
葬儀業界に就職したい方が見るのは
売上げの傾向です。

上記の記事で述べた
「ある程度規模があり、成長している(売り上げが前年比で伸びている)ところは
求人も活発に行っているはずなので就職しやすい傾向にあると思います。」
ということですね。
(本当は利益が分かれば良いのですが)

フューネラルビジネスには去年と今年の売上げ高が掲載されているのですが
できれば2009年10月号
も購入して計4年分の傾向を把握できればベストだと思います。

それから
2011年10月号だけをご覧いただいても分かるとおり、
どの葬儀社も順調に伸び続ける、
という時代は終わりました。

厳しさを増す業界ですが、
言い換えればちゃんと淘汰が行われているということです。

今後も多くの優秀な人材がこの葬儀業界に入ってきていただけるように
情報を発信できたら、と思います。

最近の葬儀業界の労働環境について

以前葬儀業界のヘッドハンティング関係の記事を載せたことがありましたが
最近、また声をかけられたので話を聞きにいきました。

とはいうものの
正直なところ、もう転職する気はありません。

声をかけられたのは私が優秀だからではなく、
声をかけられやすい立ち位置にいるからです。

ああ、優秀じゃないって言ったのは、
私が全くの無能ってわけじゃなくて(^_^;)
かといって謙遜してるわけでもなく
(今の自分のステージだと、自分は何が得意で何が不得意かくらいは、
できるだけ客観的に自己認識していないといけないと思うので・・・
なんて偉そうなことを言ってみる(^^;))
要は前回同様、
ヘッドハンターを雇ったクライアントが望んでいる能力が自分には無い、
ってことです。
面接
転職する気もないのにヘッドハンターに会うのは、彼らに失礼では、
と言われるかも知れません。


でも業界分析のための方法論くらいはレクチャーはしますから、
(葬儀業界ではエグゼクティブサーチ系の会社を通したヘッドハンティングの機会はあまりないので、
ヘッドハンターはほとんど葬儀業界の現場情報を持っていない)
私に会うために費やしたコストの元は取っていただいているとは言わないまでも
ホテルの1杯1800円!のコーヒー代くらいの元は取ってもらっているかなと・・・
(なんかねぇ、味はスタバの方がおいしいような気がするんだけど・・・)


それに声をかけられるのはやっぱり正直ちょっとうれしい。
そっちに行かないけど
ちょっとまんざらでもない気持ちというか。

自分のことをもうおばさんだと思っていたのに、
昔付き合っていた男性から電話があって、バーに呼び出されて相変わらずきれいだねって言われて、クラッときてしまって、ルームキーをそっとカウンターに置かれたときに、ハッと我に返って、やっぱり夫を愛してるのって答える人妻の気持ちみたいなもん、
って例えが分かりづれぇよ。
バー
それにしても(なにが「それにしても」か分からないですが)
最近の業界内情報によると
結構業界内で有名な葬儀社なのに、
薄給だったり、労働環境が劣悪だったり、ブラックだったり
というケースを耳にする機会が増えました。

お会いしたヘッドハンターの方にも、そんな情報が入ってきていたようです。

たしかに葬儀業界は「全体」では不況化しつつあります。
(参考記事:帝国データバンク「葬儀業者の経営実態調査」の情報操作?について

私は適切な「淘汰」だと思っていますが。

最近は経営側が正規雇用者を首切りして規模を縮小しているという話も良く聞きます。
その結果、非正規雇用者扱いのフリーの葬儀屋も増えているそうな。

顔見知りの葬儀屋さんが忙しいときに、声をかけてもらって葬儀の担当をする
というスタイルらしいです。
(そのやり方って葬儀のクオリティコントロールがちょっと疑わしいですが)

そういうフリーの人って、どうなんでしょう。
いっそマイクロ法人化するっていうのはいかが?

さらに一歩踏み込んで
葬儀経営者は業界に零細業者が多いことを逆手にとって、
正規雇用者をどんどんマイクロ法人化させる、
というビジネスモデルはどうなんでしょう?
うまくいかないですかね?

マイクロ法人に興味をお持ちの方はこちらの本をどうぞ。
貧乏はお金持ち
今後葬儀社とそこで働く葬儀屋さんはどんどん淘汰されてくるのは確実です。

葬儀社に就職したい!人のためのノウハウ
という記事にも書きましたが、
どの葬儀社に就職するかが
今後ますます重要になってくると思います。


ゆとり世代は葬儀屋に向いている?

ここ数年葬儀業界でもいわゆるゆとり世代を、
ちらほら見かけるようになりました。

否定的に語られがちなゆとり世代ですが、
能力に関して個人的には、
高評価ですね。

(以下、十分なサンプルデータはないため、
多少おおざっぱな世代論になりますがご勘弁を(^_^;))
ゆとり世代
高評価の
理由は以下の3つ。

まず一つ目は真摯な姿勢で、葬祭業に就職している点。

バブル世代には、
葬儀屋って楽に金儲けできるんだろう、
って考えていた人も結構いました。
そういう人は結局「淘汰」されていったんですが。

一方でゆとり世代は
1.不況しか体験していないので
25才から35才までの独身男性で年収六百万円以上の人は4%以下
(ネタもと:勝間和代)
という厳しい現実を知っている
2.また葬儀業界は良くも悪くも規制がない。
つまり、競争原理がまともに作用する(買い手の情報の非対称性の問題は置いときます)厳しい環境である
3.学歴を問われずに就職できるという、エントリーは簡単な業界である

以上3点を考えたら、
葬儀屋の仕事がハードなのは当たり前だよね
っていうことがちゃんと分かっている人が多いと感じます。

上の世代が持つ「えーっ、葬儀屋に就職?!」という感覚も
(ちなみにこれは、私が大学生時代(15年前ほど)、
ゼミ仲間に就職先の話をしたときのリアクション)
薄いようですし。

二つ目は教えやすい点。
なぜならデジタルネイティブなので情報処理能力が高いから。

かつての職人の無法無秩序状態(^^;)を嫌悪し、
ちゃんと体系化されたナレッジマネジメントを行うことを望んできた私にとっては、
ゆとり世代はとても教えやすいです。

葬儀概論自炊して、OCRかけて、持ち歩いた方が便利だよ」
っていう程度の指示を普通に出せるのはありがたい。

バブル世代はネット検索すらしないで、
全部聞いてくる人が多いのでちょっと大変。
(バブル世代の方、すいません<(_ _)>)

3つ目。ゆとり世代は、
控えめで
過剰に相手を慮(おもんばか)るコミュニケーション能力を持っていると言われます。
(要因としては、携帯電話・ツィッターなどを普通に使ってきた結果、
他の世代に比べ繋がる人が多くなり、処世術として
このようなコミュニケーション能力を身につけたとも)

この能力は遺族相手の対応に向いているのではないでしょうか。

「感動葬儀!」などといいいながら過剰に出しゃばることもなく、
そっと寄り添う感覚のスタッフが多いように思います。
(この点に関しては意見が分かれるかもしれません。
多少私の好みも入ってます。)

以上の理由で
ゆとり世代は優秀なので、どんどんこの葬儀業界に入って欲しい
って思っています。

最後に葬儀屋志望の
ゆとり世代の方にアドバイス。

社風が職人気質の葬儀屋に就職することは正直お勧めしません。
職人気質が全部悪いっていうわけではないですけど、
ゆとり世代とはかみ合わないことが多いと思います。
社員10名以下で、全員10才以上年の離れた職人さん、
ていう職場はちょっとリスクが高いのではないでしょうか。

他の記事にも書いていますが、ある程度規模が大きくて、
継続して採用を行っていて、
まんべんなく各世代がいる、
もしくは同世代が複数名いる環境の葬儀社に勤めることを
おすすめします。

葬儀業界の「採用と面接」について考える 3/3

前回紹介した

新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか (光文社新書) (新書)
樋口弘和 (著)


では
面接をかしこまったお見合いみたいな形式で行うべきではない
と述べています。

「採用面接において印象ではなく過去の行動事実のみを評価する
なぜなら社内の人事評価制度自体が、
部下のそれまでの実績で上司が評価する仕組みなのだから、
面接においても同様に行うべき」という理屈ですね。

私が葬儀屋さんに必要と思う才能は
「ホスピタリティ」と「体力」

です。
(参照ページ:葬儀屋に必要な能力

だから私が面接官ならそれらの点に引っかかる
過去のエピソードを引き出したいですね。
葬儀体験を通してどう思ったか、どう感じたか、という部分です。
それからメンタル耐性があるかどうかも分かればいいですね。
そしてちょっとクセのあるタイプ(マイウェイ型)に目を付けます。

葬儀屋2

この本に書かれていることで他に参考になった点は

○採用基準は今活躍している若手のコピーを取ればいい

これもその通りだと思います。
でも、葬儀社は零細企業が多いので、
若手のコピーを取ろうにもサンプル数がまだまだ少ないのが悩みの種です。

○採用チームが初期の教育も担当する。

これも同感ですね。
新人を教育しながら、
「だからこのタイプは採っても潰れるんだって。分かんないもんかな」
って歯がゆく思うことがあります。
で、過去に辞めていった新人のことを思い出し、切なくなります。

教育係の暗黙知が採用担当者にフィードバックできればいいのに、
って良く思います。

ま、私は優柔不断なんで、もし私自身が面接官をやった日には、
どっちを採用する?
って悩んだあげく絶対結論出せないとおもいますけどね(^^;)

それから、葬儀社への就職を考えている方へ。

いままで書いてきたのは私の、採用に対する理想論です。
現実の採用は違います。

実際の対策はこちらのページ(葬儀社に就職したい!人のためのノウハウ 4/5)を参照にしてみてくださいね。

葬儀業界の「採用と面接」について考える 2/3

葬儀社の採用がダメな理由の3つ目です。

3.葬儀屋さん採用の方法論が確立されていない


私は入社した新人の教育係は何度もやりました。
そこで感じるのは
いくら教育が大事と言っても結局
その人自身が元々持っている「素材=職業の適性」で、
決まってしまう部分が大きい
ということです。

自分にできるのはその新人のベクトル(方向性)を伸ばすだけで、
向きは変えられないってことです。

同様のことは、安田佳生氏や日垣隆氏、そして多くのホテルマンが記した本でも目にします。
一流のホテルはスタッフの採用の際、多額のコストをかけているようです。
素材が大事、ってことが分かっているからだと思います。

私の勤めている葬儀社は、採用に関しては
まぁ、ちゃんとしている方だと思います。

それでも採用担当者に採用の根拠を聞いてみると、結局のところ
「印象」
を選択理由にしているようです。

面接

で、最近こんな本を読みました。

新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか (光文社新書) (新書)
樋口弘和 (著)


内容に関しては賛同できる部分とできない部分がありました。

賛同できる部分を一つ挙げると
印象を基準にするのは危険
という点です。

特に葬儀業界の場合、面接官が印象を基準にすると
バーンアウト型の人材を選びがちです。
バーンアウト型は八方美人型が多いですから、
面接官に良い「印象」を与えてしまうのです。
(参考ページ:葬儀屋さんのタイプ

そして採用して熱心に教育したものの、これからって言うときにやめてしまう、
というパターンを繰り返すことになります。

逆にマイウェイ型は
印象を基準にした場合、面接の場ではバーンアウト型に負けてしまうと思います。
場合によってはこいつちょっとクセがある、って否定的に見られる可能性がありますから。
本当は一番投資とリターンのバランスが良い人材なんですけどね。

バンカータイプはそもそも面接に来ないからいいです(^^;)

アルチザンタイプは、面接官がアルチザンタイプだと共鳴して、
気に入られるってことが起こりえると思います。

個人的な意見ですが、採用人数が五人くらいいたら、
一人は意図的にアルチザンタイプをいれておいてもいいと思います。
アルチザンタイプはスキルアップのスタートダッシュは早いので
新人全体のレベルを早い段階で上げてくれるからです。
周りはトップの水準に合わせようとしますからね。

ただアルチザンタイプは一人前になってから、
上達を止めてしまうか、
もしくは上達を顧客のためでなく仕事の手抜きに使ってしまいがちなのです。

アルチザンタイプはあくまで組織にとっての、悪い意味で安定的な予定調和を避けるためのスパイス(毒?)として必要であるというのが私の考えです。

次回葬儀業界の「採用と面接」について考える 3/3に続きます。


葬儀業界の「採用と面接」について考える 1/3

以前葬儀業界の採用について
採用されるための最大の要因は、
採用されることを目指す人の能力より、
求人のタイミングの方なのかも知れない
」ということを言いました。
(参照ページ:葬儀社に就職したい!人のためのノウハウ 4/5

システムにおいて葬儀業界が他の業界より進んでいる部分て無いのですが(^^;)
ご多分に漏れず採用においても同様だと思います。

葬儀社の採用がダメな理由は以下の3つ

1.人を選べるほど希望者がいない
2.辞めていくのが普通なので、採用してからふるいにかければいいと思っている。
3.葬儀屋さん採用の方法論が確立されていない

調査1

1.人を選べるほど希望者がいない

葬祭業というのは、みんながやりたがらない仕事なので、
かつては就職希望者があまりいませんでした。
だからよっぽどひどい人を除いて、フリーパスだったようです。

私が葬儀業界に入ったときも、
あなた、それ社会人としてどうよ?
っていう人が結構いました。
(今でもいますけど・・・)

でも時代は変わりつつあります。
最近は新卒で葬儀業界を希望する人も珍しくありません。

日垣隆さんの本「部下の仕事はなぜ遅いか」によると
「順調に伸びている会社の採用倍率は7倍が目安」
だそうです。
そのうち葬儀社もこのラインを超えるところが出てくると思います。

そうなったときにちゃんとした人材を選べるでしょうか?

2.やめていくのが普通なので
採用してからふるいにかければいいと思っている。


この業界は人の流動性が高く転職が多いことを以前お話しました。
(参照ページ:葬儀屋の給料ってどれくらい? 2/2
葬儀業界は新人教育が下手である 1/2)


たしかに中途採用が多く、仕事は盗めという考えだった時代は
2の方法でも採用コストも、教育という投資コストも少なくて済みます。

もちろんそれではちゃんとした人を採用して、
ちゃんと育てることはできないのですが、
全体的に葬儀屋のレベルが低かった時代はそれでも成立していたのだと思います。

しかし最近は新卒を採用し、教育にも投資する葬儀社も増えてきました。
そんな状況で新人に1年ほどでやめられては、教育という投資と、
ヒューマンリソース(人的資源)というリターンのバランスが取れなくなります。

つまり2の方法論は通用しなくなりつつあります。

次回 葬儀業界の「採用と面接」について考える 2/3 に続きます

参考文献


葬儀社に就職したい!人のためのノウハウ 番外編

以前、葬祭業に就職する際のノウハウとして
最初は大きい葬儀社に就職すべき
ということを申し上げました。
(参照ページ:葬儀社に就職したい!人のためのノウハウ 3/5

その後、
「大きい葬儀社ってどのように探せば良いのか?」
という質問のメールをいただいたので、
補足説明します。

自分も経験がありますが(参照ページ:就職活動の思い出
確かに学生さんのように葬儀業界に無縁だと
その辺りのことはよく分からないですよね。

大きい葬儀社を調べる一番有効な方法は
葬儀業界紙「月刊フューネラルビジネス」を購入すること
だと思います。

毎年10月号に、葬儀業界の売上高ランキングがかなり詳しく掲載されているので
それを参考にして、企業規模を調べてください。
バックナンバーの購入はこちらのページ

またある程度規模があり、成長している(売り上げが前年比で伸びている)ところは
求人も活発に行っているはずなので就職しやすい傾向にあると思います。

では、がんばってくださいね!

葬儀社に就職したい!人のためのノウハウ 5/5

5無事合格、とその後

葬儀社に採用が決まりましたか?

おめでとう。

拍手

地獄はここからです(T_T)

なんてね
(⌒〜⌒)

とにかく最初の1年は持ちこたえてください。
だんだんうまくやっていけるようになります。

3年経ったら、なんとか一人前になっているでしょう。
もちろん葬儀屋さんの仕事は一生勉強なんですけど
(うわー偉そうなこと言ってるよ、俺)
葬儀業界の人材マーケットで売り物になるレベルには達しているという意味において、
一人前になっていると思います。

転職の際には何かアピールポイントを持っているといいですね。
(それにしても職業は変えないから、正確には転職じゃなくて転社だとおもうんですけどね)

では長期間勤める葬儀社を探し始めましょう。
(運良く最初に勤めた葬儀社が、良い葬儀社なら勤め続けてもいいですけど。)

多分今の段階で地元の他の葬儀社の情報はかなり入ってきているでしょう。
なぜなら、霊柩車や料理や返礼品は外部の専門業者に委託するケースが多く、当然その業者は他の葬儀屋とつきあいがあるので、
他社の情報は筒抜けになりがちなんです。

あそこは経営が危ないとか、2代目がバカだとか、悪いことをしているらしいとか
消去法の際に使える情報はどんどん入ってくると思いますよ。

ここから先の転職は皆さんの価値観の問題です。

転職先の葬儀社選びの基準は、皆さんそれぞれでしょうけど、私なら
「お客さんのために」って同僚に真顔で言っても許される葬儀社
ですかね。
意外と少ないと思いますよ。
チラシには平気でそんなセリフのせるくせにね。

あと
集客手段が少ない葬儀社はやめた方がいい
ですね。
特定の団体とか一つのお寺としかパイプが無いところはリスクの分散が出来ていないので、危険だと思います。

まあ転職に失敗したら、また次を探せばいいんですけどね。

私の勤める葬儀社には、出戻ってくる人ってまれにいますよ。
どんだけ雇用ルートが流動的やねん、という話なんですけど。

それでも良い葬儀社が見つからなければ・・・
独立ですかね?
もちろんそれも有りですが、
オリジナリティがあり且つマネされにくいビジネスモデルがある

資本提供してくれるスポンサーがある
のどちらかでないと、これからは難しいと思います。

いろいろ書いてきましたけど、
私の希望としては
1人でも多くの良い人材が葬儀屋さんになって、
この業界を変えて欲しいです。

是非、葬儀業界に。

合格

お待ちしてます!
(⌒-⌒)


葬儀社に就職したい!人のためのノウハウ 3/5

2自分の適性の診断

葬儀屋に必要な能力でも述べましたが

私は葬儀屋には
「体力」と「ホスピタリティ
が最低限必要だと考えています。
この二つを備えていない人には正直、葬儀業界への就職をおすすめできません。
逆にこの二つが備わっていれば、多少欠点があっても大丈夫です。
体力に関しては、徹夜明けで10キロくらいジョギングできればOKです
( ̄ー ̄)ニヤリッ


3就職すべき葬儀社の選定

では、どんな葬儀社に就職したらいいのでしょうか。

私は
「大きい葬儀社がベスト」
という条件を挙げたいと思います。

なんで?と思われた方も多いでしょうね。
理由を説明しますね。

女性社員2

まずどの就職もそうですが
最初に就職した会社がベストである可能性は低い
といえるでしょう。
一種の賭けですから(ドラッカーもそう言ってます)

就職活動の段階では葬儀屋の業務内容も良く理解できないし、どの葬儀社が良いかという業界内部の情報もほとんど分からないでしょう。

そして
葬儀屋さんは勤め先が流動的です
(参照ページ:葬儀屋は新人教育が下手である
葬儀屋の給料について

それならば最初に就職すべき会社を選択する際は
最初の3年でプロの葬儀屋としていかにスキルアップさせてくれるか?
という条件を最優先にするべきだと思うのです。
そして
スキルアップした段階でずっと勤めたい葬儀社に移れば良い
のです。

あなたに
「絶対この人みたいな葬儀屋さんになりたい」
という人がいるなら別です。
その人がいる葬儀社を狙ってください。

でも大多数の就職希望者の方は、そんな葬儀屋さん、いないでしょう。

であるならば、大きい葬儀社に就職することによって以下の3つのメリットが生まれます。
(1)スタッフが多いことにより、メンター(師匠)の選択肢が広がる
(2)施行件数が多いので、多くのバリエーションのお葬式が学べる。
(3)転職しやすい

くわしく説明していきましょう。

(1)スタッフが多いことにより、メンター(師匠)の選択肢が広がる

自分の師匠を3人の中から選ぶのと50人の中から選ぶのとどちら良いと思いますか?
答えは明らかですね。
それにスタッフが多ければ、司会はAさんから、設営はBさんから、接客はCさんからというようにそれぞれの得意分野から学ぶという方法も可能です。

(2)施行件数が多いので、多くのバリエーションのお葬式が学べる。

漫画「ブラックジャックによろしく」で、年数十件の手術しかしない大学病院の医師より数百件の手術をしている市井の病院の医師の方がすぐれているという話が出てきますが、それと同じです。
件数が多ければ、遺族の希望を取り入れた無宗教葬だの、お寺での設営だのいろんなバリエーションのお葬式に出会えます。
その結果、短期のスキルアップが可能になります。

(3)転職しやすい
狙っている葬儀社が葬祭ディレクター受験を奨励しているなら5年間勤めて1級取ってもいいでしょう。
(この時も、試験の情報提供をしてくれる先輩が多い方が有利です)
多少転職時にプラスになると思います。
ないよりあった方が、という程度ですけど。

そして転職の際、大手に在籍していることが生きるのです。
大手→零細への就職は求人のタイミングさえ合えば楽ですが、
零細→大手は難しいことが多いです。
教育システムが確立しているところほど、他社の色がついていることを嫌いますから。

また
ネット上でたまに、
「小さい葬儀屋は大きい葬儀屋よりもレベルが高い」
という説を唱える方がいます。
それは葬儀業界は零細業者が多いため、
ポジショントーク(自分の立場を有利にするための話)
として、そう発言される方が多いだけの話です。
大手が零細より劣っているという論理的な根拠はありません。

いかがでしょうか?

大きな葬儀社を狙うべき
という私の考えがお分かりいただけたでしょうか?

ところで「大きい」って基準はあいまいですけど
30人以上の規模と考えてもらって良いでしょう。
といっても、葬儀業界は零細企業が多いので、30人以上の規模の葬儀社って全体の7%くらいしかありません。
(参照:就職活動の思い出) 

それから
大手でも会館の仕事しかないところは、スキルアップの観点から言うとちょっと心配
ですね。
外現場の仕事(貸し式場・自宅・寺院)などの仕事を覚える機会を失いますからね。
特に貸し式場が多い首都圏では、この点は重要です。

地元に大手の葬儀社がない場合は、期間限定の修行期間と割り切って都市部へ出て行っても良いのではないでしょうか。

葬儀社に就職したい!人のためのノウハウ 2/5

1葬儀業界と業務内容の理解

葬儀業界と葬儀業界の業務内容に関してはこのブログの右側上部の「カテゴリー」内の
施主喪主さん向けの内容
葬儀屋さん向けの内容
葬儀屋(新人)向けの内容
葬儀業界就職希望者向けの内容
に一通り目を通してください。
多少カテゴリーが重複するところもあります。

私の駄文を読ませてしまってすいません。
<(_ _)>

またブログ内の情報は完全に体系化されている内容ではありません。
(基本的にお葬式に関する情報で普通にネット上に出回っていることは書かないようにしているので)
言ってみれば私の主観が反映された文章です。
(私が書いたんですから当然なんですが)
でも業界の雰囲気は伝わるのではないでしょうか。

葬儀屋2

とはいえ、いくら情報を集めたところで、ネット上の情報と現実社会にはある程度ギャップがあるってことも忘れないでください。
まさにネットリテラシーの問題なんですが、葬儀の情報って悪意に満ちていたり、間違ったものも多いので、注意!
(参照:死体の経済学葬儀業界におけるマスコミ報道とメディアリテラシー


基本はまず
葬儀業界は衰退産業である
ってことを理解してください。

なぜかは私のブログをお読みいただけた方ならお分かりいただけると思います。

あなたが大学生なら、
今後30年先くらいまでは業界の展望に対して仮説を立てる必要
があります。
30年先を「当てる」のはどの業界でも大変難しいのですが。

しかし
経済上の予測指標で最も精度が高いのは人口統計
といわれます。
もちろんパンデミック(感染症の拡大)の発現など予想が外れる可能性もありますが、物価上昇率だのGDPの変化だのとは比べものならないくらい、
死亡人口統計を含む人口統計は精度が高いのです。
(詳細は人口問題研究所のサイトを参照)
ということは
将来の葬儀件数はもう決まっているんです。
ちなみに30年後の2038年には日本の死亡人口はピークに達し、170万人の予想です。
その後ゆるやかに死亡人口は減っていきます。

デジカメや携帯のように爆発的に市場自体が拡大することはありません。
シェアの奪い合いになります。
マスコミの「成長産業」という報道だけを見て葬儀業界への就職を考えている方は再考が必要です。

しかし衰退産業だからと言って、あなたが葬儀業界の団体の会長でもない限り、
業界全体の心配をする必要はありません。
葬儀屋という職業が無くなることはしばらくありません。
あなたの就職する葬儀社が良い葬儀社であれば、それで良いのです。
それだけに、就職する葬儀社選びが大切なのです。

大体葬儀業界の構造が理解できたら次へ進みましょう。